スキンケアで効果が出る根拠

ある日の献立でございます。

春キャベツが手に入ったので蒸して、鶏胸肉の甘辛炒めを乗せたものと、茄子の煮浸しです。

みずみずしくて柔らかくて甘くて美味しい春キャベツですが、少なすぎました。

茄子の横に添えられているのは、出汁を取った昆布。

出汁を取った昆布は佃煮にすることが多いのですが、今回は量が少なかったので一緒に煮込んで、おでんのようにして美味しく頂きました。

どちらもレシピを参考に作ったのですが、両方とも「生姜」を使ます。

ですが今回は生姜は一切使いませんでした。

何故なら、春になって肌が1週間以上もピリピリしていたのです。

朝・夜のスキンケアのときは感じていなかったのですが、日中お昼近くになると肌がピリピリと痛みを感じ、乾燥していて肌がパリパリ。

キメが粗くなり、肌のツッパリ感があって小じわも出現。

私にしては珍しく敏感肌状態で、そんな時期の献立です。

春の食養生(健康法)

肌も体も健康なら、生姜は春に摂ると良い食材です。

生姜は「温性」で「辛味」があり、発汗作用があります。

そのパワーで、体表にとどまっている邪気を追い払うことができます。

春に活発になる五臓は「肝」ですが、「肝」は気をスムーズに流す働きがあり、生姜はその肝の働きを助けてくれるのです。

「肝」の持つ「上昇」「発散」「伸びやかさ」「主動性」は、例えば春になると「気分が軽くなる」「ワクワクしてくる」「新しいことを始めたくなる」といった感情とも連動しています。

この感情の軽やかさや伸びやかさは、肝が気をスムーズに流している表れなのです。

だから春の食養生の一つとして生姜を摂るのは良いのですが、この時の私の肌状態ですと、生姜の特性が皮膚にも影響しますので悪化させてしまうのです。

  1. 生姜の持つ「辛味」は、より肌をピリピリさせてしまいます。
  2. 「温性」で「発汗作用」もありますから、水分も失われやすく乾燥を引き起こします。

私の場合はそれだけで済みましたが、生姜には発散性がありますので、もし老廃物があったならその作用により、ニキビ・吹き出物・湿疹などが表へ出る場合もあります。

そのようなわけで数日間は、生姜を含め温性のものや辛味のある食材、そういった献立は避けました。

自分が気づく前にケアできる次世代型美容液

食養生を心がけつつ、同時にスキンケアもいろいろ見直しました。

基本のスキンケアを一つ一つを変えてみたり、美容液を変えてみたり。

その中で、一発でピリピリがおさまったのが『スマート レスポンス セラム』でした。

1本で「敏感症状」・「乾燥」・「小じわ」・「色素沈着」の4つのケアができる優秀な美容液です。

単に足りないものを補う的な、従来タイプの美容液ではありません。

過去にこちら(↓)で詳しく書きましたが、

肌にトラブルが起きた時、内部では治癒に向けてのプロセスが始まります。

この「自然治癒力」があるから健康を維持することができるし、ダメージを受けても回復することができます。

その「プロセスを起こさせる(スイッチを押す)」ような働きをする美容液なのです。

一般的なスキンケア製品と発想がまるで違うので、私も理解するのに苦労しました。

「跳び箱が飛べない」人に、飛べない弱点を見つけて、飛び方を教え飛ばせるようにする。

そんな発想です。

私の場合は肌表面に出てから使いましたが、毎日のホームケアに加えると、肌表面に出る前の内部のダメージを検知してケアすることができます。

肌・体の状態が把握できると最高の結果につながる

もう肌は健康を取り戻しましたので、生姜や辛いものは解禁して、スキンケアも新製品を試すことができ、

心置きなく、しわやたるみに対してのスキンケアを徹底的にしております。

弱点は一人一人違いますし、その度合いも違います。

肌内部で何が起きているのか、自分ではそこまで肌の分析ができない分、美容液が代わりにやってくれるのは、簡単で楽で素晴らしい。

エステでも一番重要なのは肌分析です。

なぜなら、直接結果につながるから。