まぶたがピクピク、肌に敏感症状はありませんか?
今日は風が強いですね。
風邪(ふうじゃ)は、『寒・湿・燥・熱』などの邪と合体して体に侵入することが多いです。
今日、2月4日は立春ですが、今は『寒』と合体して風邪(カゼ)にかかりやすい季節です。
というのは、「外邪」のお話。
ここからは、「体の中の邪」のお話です。
まぶた、ピクピクしませんか?
血が不足しがちだと体の中に『内風』が起きます。
まぶた、ピクピクしませんか?
これ、血が不足して「内風」が起きている症状です。
肌が乾燥してカサカサしていませんか?
かゆみや落屑が起きていませんか?
ひどくなると、赤みや湿疹、ヒリヒリ感など、肌の敏感症状が出てきます。
今日は風が強いです。
外邪の風も勢いがあって、肌に敏感症状が出るかもしれません。
私は実際に風邪の影響で、赤み、肌がガサガサ、落屑、湿疹、かゆみ、が出たことがあります。
これ、中医学を知らない人には信じてもらえない話なんですけど…。
冬に、部屋を効率よく温めるためにサーキュレーターをまわしていて。
スイッチを入れるたびに、首に強風を浴びていました。
するとある日、首が赤くなって、ひどく乾燥してしわっぽくなってしまいました。
しばらくの間、なぜこうなったのか分からず。
クリームを塗ってもあまり良くならず、落屑や湿疹、かゆみが出てきました。
そうしてやっと気付きました。
「風邪だ!」と。
それで、強風を浴びないようにサーキュレーターのスイッチを入れていたら、3日くらいですっかり治りました。
肌の敏感症状を抑えて美肌になる薬膳
内風は『血』で抑える!
血は、内風が暴れるのを抑えてくれるのですね。
というわけで血を増やす食材は、赤い色の食べ物と、黒い色の食べ物。
ナツメは、「いかにも薬膳食材!」という食べ物ですね。
ほかにも、杏仁豆腐の上にちょこんと乗っかっている「クコ」も赤いですね。
ナツメやクコはなかなか手に入りませんが、例えば、にんじんやほうれん草も血を増やしてくれます。
私は普段から、おかずやご飯に黒ゴマをふって食べることが多いです。
ここまでやると薬膳効果が出ます
「気は血を生ずる」
という言葉があって、血を作るためには気が十分にあることが必須です。
そして、血を増やす食材は赤や黒といった色が濃いものが多いですね。
色が濃いということは、それだけ栄養がぎっしり詰まっているので、消化するのに胃腸に負担がかかります。
だから、気を補う食材と、補った気を流す食材をいっしょに摂るのがおすすめ。
これが血を増やす薬膳のコツで、しっかりと血が増えてくれます。
血を補う食材だけを食べても、効率よく血が増えてくれないのですよ~。
ナツメは、血も増えますが、実は気も補ってくれる食材。
黒ゴマも血が増えて、そして香りがいいので気の巡りがよくなります。
肌の敏感症状は肌のケアだけじゃなく、体質から改善することで、丈夫なお肌を作ることができます。
健康なお肌の土台づくり、大事です。
フェイシャルエステでも体質改善から、きれいなお肌を引き出しますので、ご相談くださいね。