ダイエットじゃない方法で「下半身痩せ」する

「パンツが、太ももやお尻でつっかえて穿けない」

というお悩み、よく聞きますね。

下半身太りな体形です。

私は元々、全体的には細身の体形ですが、それでもこのタイプでした。

お尻のサイズで合わせると、ウエストがゆるい。

ウエストのサイズで合わせると、お尻が入らない。

もしくは、太ももがパツンパツン。

細身の体形なだけに、下半身の太さが強調されているような感じがあって、けっこう気にしていました。

でも、こういう下半身太りな体形の場合は、体重を落とすダイエットでは解消できませんよね。

下半身太りになってしまう特徴

体形で、体質が分かります!

  • むくみやすい
  • 黄ぐすみする、もしくはシミができやすい
  • 目の下がたるんでいる
  • あれこれと、まとまりのない考え事をすることが多い
  • O脚

いくつか当てはまるもの、ありましたか?

これ、中医学の『五行説』で分かるのです。

「下半身太り」というのは、体形だけの問題ではないのですね!

「心と体はつながっている」とよく言いますが、体形でも、その人の体質や体調が大まかに分かります。

「太っている」じゃなくて「歪んでいる」です

下半身太りになりやすいのは、「脾」と「胃」の経絡が関係しています。

「脾」というのは、中医学では食べたものを消化吸収する働きをする内臓を指します。

現代医学でいうと、「胃腸」のことですね。

この経絡は、体のこの辺りに通っています。

左右のそれぞれ中心に、脾経と胃経があります。

この経絡は、「体の中心はここですよ」とバランスを保っている経絡で、体を安定させる役割です。

そして、横に広がるように歪む性質があります。

体を横に広げて、安定さを保とうとするのですね。

なので、O脚になりやすいのです。

体のバランスを整える

体重を落とさなくても、下半身は細くなります。

経絡の歪みは、骨格や筋肉の歪みと連動しています。

だから、体形で体質が分かるのですね。

横に広がった脾経・胃経を、元の正しい位置へ戻す=体の歪みを整えると、パンツが穿きやすくなります。

そして、脾経・胃経は上半身にも通っていましたね。

ですから下半身だけでなく、上半身も横幅が細身になり、全身のバランスが整ったスタイルになります。

モンテセラピーを受けられるときは、きつめのお洋服なんかをお召になると、とても分かりやすいですよ~。

スリムタイプのパンツなんかがあれば、ぜひ持参してもいいので、トリートメント後に穿いてみてください。

次にお会いした時に、「きつかったパンツがスルッと穿けるようになった」とか、

「いつも穿いているパンツの感じが違う」というお声が多いです。