9年間で変わらなかったことと変わったこと

5月1日は、ゆうりらの開業日でした。

ただいま、庭のチューリップが次々と咲いております。

「北海道」にちなんで

「ゆうりら」は造語ですが、このサロン名は、開業した5月にもちなんでいます。

「5月の北海道の気候のように、来てくれた方が和爽やかな気分になってくれたらいいなぁ」

「爽やかな風が吹くような、そんなエステサロンにしたいなぁ」

そう思い、5月の北海道といえば、ライラックが咲く季節。

お花の名前がつくなんて素敵!

ライラックの紫色の花の色も、爽やかでイメージぴったりだわ!

といういうことで、「リラ」をつけました。

ただし、英語表記にするとき、「lilla」ではなく「lila」にしました。

何故なら、英語っぽさを出したくなかったのです。

開業した当時は、フェイシャルエステとリフレクソロジーをメニューにしていました。

西洋的なエステのメニューでしたが、私は和風が好みで、古民家をサロンにしたいと思っていたくらいでした。

ですので英語表記では、あえて和製英語のような感じにしました。

字はひらがなで、和風な感じが出る書体にしています。

「ゆう」はどこから来たか

では「ゆうりら」の「ゆう」はどこから来たかというと、自分の名前の一字を取りました。

サロン名を決めるとき、自分の名前を入れるつもりは毛頭ありませんでしたが、

古語を調べたり、辞書を引いたりしていろいろ言葉を探しているうちに、自分の名前に行き着きました。

私の名前は「裕美(ひろみ)」ですが、「裕」は音読みで「ゆう」で、「豊か」という意味だそうです。

辞書を引いて「裕」は、ただ豊かなだけでなく「満ち足りた豊かさ」のような、さらに深い豊かさの意味であることを初めて知ったのです。

私がエステサロンを開業しようと思い立ったのは、「人を幸せな気分にしたい」と思ったから。

では、なぜそう思ったかというと、私がそういう体験をしたからです。
(経緯はこちら↓)

「目の前の人がいつも幸せを感じて、人生が豊かになっていったら嬉しいなぁ…」

「誰かに対して、そんなきっかけを作ることができたらいいなぁ…」

と想像を膨らませたのです。

ちなみに名前を付けた父曰く、「義兄が裕(ゆたか)さんで、その字がかっこよかったから」

つまり父としては、「裕」という字に特別な意味を込めたわけではなかったのですが、私はなんだか不思議なつながりを感じて、自分の名前から取ることにしました。

9年間で「見た目」と「健康」に様変わり

開業当初は、「癒し」でお客様に満ち足りた幸福感を感じていただこうと思っていました。

なので、リフレクソロジーもやっていたのですが、効果が高いエステの技術や製品に出合って、気持ちが変化しました。

お客様が、ご自身の本来の美しさに気づいていただくこと。

今はこれが「きっかけ」になると思っています。

そのためには、お客様がご自分の身体を好きになるくらいのことが必要だと思っていて。

となるとまずは、「きれいになった」と見た目ではっきりと実感できること。

そして、身体に不快な症状がなく、「心地よい」と健康を実感できること。

この2つが揃えば、自然と自分の身体を好きになる、ならざるを得ないんじゃないか、と思っています。

「見た目の美しさ」と「健康」を実現させるために、今は『モンテセラピー』という東洋医学理論のエステと、『ダーマロジカ』というスキンケア製品を使ったフェイシャルがサロンのメニューです。

どちらも、身体と肌の健康を基本にしている素晴らしいメニューです。

モンテセラピーがきっかけで中医学に興味を持ち、勉強し、実践し、体質改善も自信をもっておすすめできるようになりました。

サロン名を考えていた時は、「西洋的な雰囲気を出したくないのは、自分の好みじゃないから」と思っていましたが、ここにも不思議なつながりを感じています。

このような私に共感してくださる方々、本当にありがとうございます。

心から感謝しています。