目の下のたるみはどうやって解消する?
札幌市清田区から月1回、リフトアップ・小顔フェイシャル(モンテセラピーフェイシャル)を受けに来られているお客様が、3か月ぶりにいらしてくださいました。
コロナの影響を受けて、お仕事が大変だったそうです。
この方はもう一年以上、定期的に来てくださっていまして、ご家族からも「フェイスラインがすっきりしてる!」「お母さん、若返った!?」などと言われてました。
それがエステをお休みしたこの3か月の間、ご家族から、「顔が『だぁー』と下がってきたんじゃないか?」とからかわれると笑いながらおっしゃっていて、私も思わず笑ってしまいました。
「では、この3か月の間で気になったことや、体調の変化などありますか?」とカウンセリングを始めたところ、
「最近、目の下のたるみが気になってきた」
「あと、やっぱり頬全体がたるんできた気がするので、フェイスラインがもうちょっとキュッと引き締まったらいい」
「とくにほうれい線から全体が下がっている感じで目立つ」
とおっしゃっていました。
一番最初に「目の下のたるみ」とおっしゃったということは、きっと一番気になっているんでしょうね。
なのでトリートメントが終わった後に、目の下のたるみについてこの方にご説明しました。
「たるみ」の原因は「歪み」です
お顔を確認すると、以前より目の下がむくんだように膨らみ、たるみが強調されているように見えます。
どうしてこのようになるのか、「経絡(けいらく)」で説明がつきます。
「経絡」は中医学・東洋医学の考え方で、「気血が流れている」と考えられています。
よければこちらもご参照ください。
「目の下のたるみ」には、胃の経絡(胃経)が関係しています。

目の下から、下へ気が流れていて、一方はそのまま下へ。
そしてもう一方は、頭へ向かって上へ行きます。

目の下から始まっているこの胃経が歪むと、目の下のたるみや頬のたるみが現れます。
具体的には、経絡が縮んで波を打ったようにうねうねしたり、たわんだり、ねじれたり、といったような歪みです。
経絡は、筋肉や骨格に沿っているので、顔の形や体形にも連動します。
なので「経絡が歪んでいる」ということは、「顔や体が歪んでいる」と同じ意味なのです。
目の下には膨らみとたるみがありますから、おそらく経絡は上下から潰されたようになって、波打つような歪み方なんじゃないでしょうか。
その経絡のたわんだ部分が「膨らみ」として現れ、重力でたるみます。
そしてたわみが二重、三重となると波打ったようになり、しわも現れます。
リフトアップ=「元の正常な位置に戻す」ということ
では実際に、「目の下のたるみはどうしたらいいのか?」というと、歪んだ経絡を元通りにするといいのです。
元々経絡は、うねってはいなかったのですから。
経絡は筋肉や骨格に沿っているので、整えると皮膚(表皮・真皮・皮下組織)の土台である筋肉や骨格も整ってきます。
ですので、モンテセラピーは小顔矯正(骨格矯正)のような効果が得られます。
たるんだ経絡(筋肉)を引き上げて元の位置に戻したり、うねった経絡を真っすぐになるよう整えたり。
そうすることで、たるんたり下がったりした脂肪や筋肉が元の位置に戻る、つまりこれがリフトアップした、ということです。
体でいうと、「腰まわりのたるみ」もそうです。
体形的にはそれほど太っていないのに、腰まわりにたぷっとした脂肪が浮き輪のようについている場合があります。

これも、目の下のたるみと同じです。
ウエスト部分の経絡が縮んでたわみができて、それに連動して脂肪や筋肉が下がり骨盤の上にたまっている状態です。
この画像は1回のトリートメントのビフォー・アフターですが、ウエストまわりの経絡の歪みを整えると、1回でもこのようにたるみが目立たなくなります。
初めてのお客様にはよく、「ここのお肉どこ行ったの?」と不思議がられますが、
歪みがたるみを生む、そして、その歪みを整えたら(経絡を元通りにしたら)たるみが目立たなくなる、リフトアップする、というのをイメージできましたでしょうか。
この経絡を整えるトリートメント(モンテセラピー)は、このようにたるみに対して直接的に働きかけます。
皮膚の土台に働きかけますので、速効性があり、目の下のたるみやそれ以外のお顔のたるみにも効果的です。
モンテセラピーは東洋医学に基づいたエステで、経絡の状態で体質や体調などもわかります。
こちらのお客様には、「目の下のたるみ」という経絡の歪みから、現在の体調についてもお話ししました。
そのことを次のブログで書きたいと思います。