陰陽学説の考え方は、私にパワーを与えてくれます
週末の土日に行われた、まつもと漢方堂さんの、【中医学講座基本コース夏期集中講座】にご一緒させていただきました。

といっても今回は受講生としてではなく、スタッフとして準備からお手伝いさせていただきました(^^)
まつもと漢方堂の皆様、そして受講生の皆様、ご一緒させていただきまして、ありがとうございました!
今回は十数名もいらしゃっったんですよ。
みなさん勉強熱心で、びっしりメモを取ってらっしゃいました。
さて、中医学を学ぶ上でとても大切なことがあります。
それは、
中医学の考え方
独特な考え方があるのですが、私はこの考え方が大好きです。
初めのほうでこの考え方をまずは理解していただくことが大切なのですが、その中でも陰陽学説の考え方には、毎回、うーんと唸らされます。

ではここで、私なりの陰陽の考え方をご説明しますね。
陰と陽は、パッと聞くとこのようなイメージをしませんか?
・陰=あまり良くないイメージ
・陽=良いイメージ
でもですね、陰陽というのは、反対の性質のものが合わさって1つのものを成しているという考えなので、「どちらもなくてはならないもの」なのです。
つまり、存在するすべてのものは、陰と陽が必ずあるのです。
陰と陽があるから存在しているのです。
どちらが良い悪いではなく、どちらも必要なもの。
ここに、私は深く感心させられるのです。
他人に対しても自分に対しても、良い悪いと決めがちです。
起きた出来事も、良いこと、悪いことと判断しがちです。
でも、陰陽学説になぞらえていうなら、自分も他人も、アクシデントなども良い悪いではないのですね。
全ては必要不可欠で、それで私や世界が成り立っている。
ちょっとダイナミックな考えになってしまいましたが。
でもこう考えると、生きることが楽しくなるのですよ。
陰陽学説の考え方を聞くたびに、自分に力がよみがえってくる感覚がするのでした。