むやみに生姜を摂っちゃダメ!ということも教えてくれる冷え解消の薬膳講座
今月も行って参りました!
今日からできるおウチ薬膳<基礎からレシピまで>
今月のテーマは
冷えに効くレシピ

女性にとっては悩ましい問題ですね。
最近は男性の冷え症も多いとか。
サロンでは、30代~50代のお客様が多いのですが、こんな傾向があるんですよね。
・30代~40代の方=手足や末端が冷える
・50代の方=足元は冷えるけど、上半身に火照りがある
冷え症といえども、それぞれ症状が違うんですね。
だから同じように温めてはいけないのです。
これを間違うと大変!上半身に火照りがある方は、その症状が悪化してしまいます。
冷え解消といえばすぐに思いつくのは生姜ですが、50代の方の冷えと火照りがある方は、積極的に使っちゃいけないんですね!
講座ではさらにもっと詳しく、冷えのタイプを勉強しました。
と、その前に薬膳が効くカラダと効かないカラダがあるんですよね。

これは何をあらわしているかと言いますと、老廃物が体に溜まっていると薬膳どころか薬も効きずらいですよということなんです。
老廃物が邪魔をして、せっかくの効果を打ち消してしまうんですね。
老廃物が溜まっているかどうかが分かる目安があります。
それはカラダの軽さ。
体が重だるいと感じたら、老廃物が溜まっているんです。
なぜなら、ちょっと専門的なお話になりますが、中医学では老廃物のことを「湿」とか「痰」とか言うんです。
口から入った食べ物や飲み物って、胃でトロトロに溶かされるじゃないですか。
それって湿ってますよね。
水分を含んだ湿ったものって重さがありますよね。
だから老廃物(湿)は重いんです。
これ、中医学や東洋医学が好きな方なら、「おもしろい!」となるところです。
脚がむくむ方は脚に余分な水分=老廃物が溜まっているから、脚が重だるいですよね。
だから、まずは冷えに効く薬膳をする前に、薬膳が効くようにデトックスする必要があるんですね!
いっしょにもできますけど、でもデトックスが最優先です。
私は今年の春からこの薬膳講座を受けてますが、その前から実践してました。
まつもと先生がおっしゃるように、デトックスできるとカラダが軽く感じるんです。
頭も軽くなるのか、冴えちゃいます!
サロンにいらっしゃるお客様にも実践していただいたら、体重も軽くなったとおっしゃってました。
薬膳講座は残すところあと2回なのですが、この講座のおかげでお客様のいろいろな体質に対応できるようになり、プラスアルファの効果を出せるようになりました。
そして自分自身の体調も変わりました。
肌荒れは滅多にすることもなく、生理痛もない。便秘も解消、冷えも以前より改善され、お客様からは「手がものすごく温かい」と言われるほど。
「食」は美容や健康、ダイエットなどで必ず取り上げられますが、身をもってその大切さを学び、健康であることは幸せなことなんだと実感しました。