ニキビは自分でコントロールできます

前回のブログで、体質改善について書きました。

体質改善は主に食事を見直します。

よく「体は食べたものでつくられる」と言いますよね。

私の例で言うと、

食事を見直した翌日に、1週間に1回出るか出ないかの頑固な便秘が解消。

1週間で、肌の透明感や明るさ、つや、キメの細かさなど、くすみが取れてシミの色も少し薄くなったのを実感しました。

その後、いつからだったかは覚えてないのですが、いつの間にか生理痛がなくなってたり、

そういえば体のだるさがなくなって元気だなぁ、と感じたり。

自分の体の変化に気づけるようになりました。

今の体は自分でつくり出したもの

「食べたもので体はつくられる」のですが、それだけではありません。

「持って生まれたもの」と「生まれた後の生活環境や自然からの影響」で、今の体はでき上がっています。

中医学で言えば、「先天の精」と「後天の精」。

「先天の精」は両親から受け継いだ「遺伝」と同じ。

だから、自分の意思や努力などで変えることができません。

で、「食べたもので体はつくられる」というのは、生まれた後の食生活のこと。

食生活、そしてスキンケアも生活習慣も後天的なことですから、いくらでも変えられます。

つまり、コントロールできるのです。

実例・生まれ持った肌はニキビができやすい

私の長年の悩みだった、ニキビに当てはめてみます。

先天的に私の肌は「オイリー」と「アクネ(ニキビができやすい)」です。

「オイリースキン」の特徴は、顔全体に皮脂によるテカり、ニキビや吹き出物ができやすい、毛穴の詰まり、ざらつき、角質肥厚、です。

「アクネスキン」の特徴は、皮脂腺が大きいこと。

自分の皮脂腺を見たことはないですが、思春期からニキビが常に出ていました。

きっと、顔全体の皮脂腺が多い上に、皮脂腺も大きいのでしょうね。

この肌の質は持って生まれたもの(先天の精)なので、変えられません。

その自覚があったので、この頃は自分の肌に対して絶望していました。

そのニキビは、大人になってからも悩まされ続けましたが、繰り返し出ていたニキビを完全に克服することができたのです。

はい、コントロールできたのです。

コントロールできるのは、こんな理由だから

これで何が分かったかというと、「大人になってからのニキビは後天的なことでできていた」ということ。

「後天的」というのは、よくよく考えれば大部分が自分がやっていることですよね。

おかしな言い方かもしれませんが、「自分でニキビを作っていた」「ニキビを作るようにコントロールしていた」とも言えるわけです。

だから、ニキビができないようコントロールすることもできるのです。

生まれ持った肌がオイリーでアクネ。

11~12歳くらいから30歳を過ぎてもニキビが出て、何をしても改善の兆しすらない。

美容皮膚科へ通い完治したと思いきや、通院を止めて1か月後にはまた再発。

こんな状態でしたから、「ニキビは自分ではコントロールできない。だってそういう肌だから…」と、いつの間にか思うようになっていました。

でも実は、食事やスキンケアなど後天的なことでできていたことが大きな原因だった。

このことが全然分からなかったから、そこから抜け出せず、同じパターンを繰り返してしまったわけです。

ニキビは自分でコントロールできます。

だから是非、体質改善もやってください。

そうしたら、肌と体で実感できるはず。