SPFやUVカット剤の種類以外にも、知っておくといい日焼け止めの使い方
冬の雪かきに追われることがなくなったのも束の間、我が家は庭の草むしりに追われるシーズンです。
黙々と草むしりをすると、瞑想状態になるような感じがして、やめられなくなります。
先日、時間があるときに、「今すぐ外に出て草むしりしたい!」
と思い立ち、こちらの日焼け止めクリームをファンデーションの上から塗り、首や手の甲などにも塗りました。
ダーマロジカの顔用の日焼け止めクリーム『インビジブルフィジカルディフェンス SPF30』です。
紫外線散乱剤でUVカットするタイプの日焼け止めです。
「紫外線散乱剤」は、一般的に「肌にやさしい」と認められていて、気にして買う方もいると思います。
私は敏感肌ではないこともあって、そこらへんはあまり気にしていません。
なので、普段はこちら(↓)の日焼け止め乳液を使っています。
『P-ブライト モイスチャライザ― SPF50』
こちらは紫外線吸収剤配合で、『SPF50』『PA++++』
この上から化粧下地→ファンデーションをつけていますが、どちらも紫外線吸収剤が配合されています。
紫外線とシミに対する意識はかなり高くて、20代の頃から強力に紫外線カットしつつ、色素沈着ケアもしているので、こちらを愛用しています。
日焼け止めについて、SPFやPA、UVカット剤については知識もあって気にして買っていると思いますが、もう一つ知っておくといいことがあります。
紫外線散乱剤と吸収剤のメリット・デメリット
日焼け止めクリームなどに配合されている紫外線をカットするものは、2種類あります。
「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」
それぞれ、メリットやデメリットがあります。
- 「紫外線散乱剤」は、肌表面で紫外線を跳ね返してくれるものです。
メリットは、肌に塗ったらすぐに紫外線をカット(反射・散乱)してくれること。
デメリットは、使い心地が重くなりがちで、塗ったところが白っぽくなりやすい。
- 「紫外線吸収剤」は、紫外線を吸収することで、肌を守ってくれます。
その際、化学反応を起こします。
メリットは、伸びが良く使い心地が軽いので、SPFを高くできる。そして白くなることもありません。
デメリットは、化学反応が敏感症状を引き起こす場合があるので、肌が弱い方には不向き。
それと、効果を発揮するのに時間がかかるので、塗った直後は紫外線は十分にカットできません。
なので、紫外線吸収剤の場合、紫外線を浴びる30分前には塗っておかなければならず、急な外出にも不向きです。
すぐにUVカットできる・できない、も選ぶ基準に
草むしりをしようと思い立ったとき、化粧崩れもしていたので、ファンデーションを塗りなおそうと思いました。
でもそうすると、紫外線吸収剤だから、すぐには外に出られないなぁと気づいたのです。
それで、『インビジブルフィジカルディフェンス SPF30』をファンデーションの上から塗り、すぐに草むしりをしました。
しかも、顔に塗ってもう一つ、便利なことに気づきました。
私、テカりやすい肌なのですが、ファンデーションの上から塗ったら、お化粧直ししたような仕上がりになったんです。
普段使いしてなかったので、これは新たな発見でした。
お化粧直しにはファンデーションじゃなくて、この日焼け止めクリームの方がいいかも…。
とさえ思ったので、化粧ポーチに入れておくことにしました。
化粧崩れしてても、これを塗ればすぐに紫外線カットしてくれますものね。
「紫外線散乱剤は使い心地が重い、白くなる」
というイメージがあり、そう書いたのですが、実はそれはもう古くて。
今は技術が進んで使い心地が軽くなり、白っぽさも気にならない程度になっています。