美肌のために野菜を食べる神話
美素肌フェイシャルを受けられたお客様から、「肌のためには、やっぱり野菜を多く食べるといいんですか?」と聞かれました。
このご質問でわたくし、はたと思いました。
野菜を食べると美肌になる神話だ!笑
野菜を食べると健康になるとか、
野菜は体(肌)にいいとか、
そういうイメージができあがってて、神話のようになってるなぁって思ったんです。
実は、私がそうだったんです。
そして私の失敗を思い出しました。
私の失敗談を例に
私はもともとオイリー肌で、ニキビができやすい肌質です。
10代~30代前半までは、キメが粗く、毛穴が開いて汚れが詰まっているという、決してきれいな肌ではありませんでした。
一度、顔中がニキビだらけになって、どうにもならなくて、それこそ野菜の量を増やして、体の中から肌質を変えようとしました。
でもですね、全然効果がないのです。
その何年か後に薬膳を勉強したら、「あ~なるほど~」と、あっさりわかりました。
間違えを犯したおかげで、逆に腑に落ちて分かったんです。
食べる野菜の種類が違った
たくさんある野菜の中で、なにを食べても肌がきれいになるわけではないんです。

野菜って、種類があるじゃないですか。
じゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどの「根菜類」
ナスやきゅうり、トマトなどの「果菜類」
ほうれん草や白菜、キャベツなどの「葉野菜」
私がそのころ肌質を改善するために、どんな野菜を食べていたかというと、主に根菜類や果菜類でした。
それから中医学と薬膳に出合って、ニキビの原因が分かりました。
私の場合、胃腸が消化吸収できないくらい弱っていたのが原因のニキビだったんです。
詳しいことはこちらに書いてますので、よければご覧ください。
胃腸の消化吸収が正常にできていなかったため、体の中に老廃物がたまっていたんですね。
その老廃物がニキビになって、肌に出ていました。
だから、ニキビ肌を改善するために野菜を食べるなら、
根菜類の量は減らす(消化に時間がかかる=胃腸に負担がかかるから)
葉野菜を積極的に摂る(消化しやすくて、デトックスもしてくれるから)
これが私にとっての正解でした。
食べる野菜を変えたら効果テキメン
野菜の種類や消化のしやすさ、作用などを薬膳で知って、さっそく葉野菜の割合を多くしました。
そうしたら、一週間に一回出るか出ないかの私の頑固な便秘が、次の日につるんと出たのです!
その日はなんと、2回も気持ちのいいお通じがありました。
すごいデトックス効果!
一週間続けたら、肌のくすみがパーッと取れたんですね。
肌のキメが細かくなって、透明感が出て、明るくなって。
ワンランク上の素肌になった!と感じました。
私の場合はニキビでしたが、シミやくすみ、乾燥などで美肌を妨げているとしたら、必ず原因があります。
野菜を食べるなら、その原因を取り除いてくれる(肌や体調を整える)野菜を食べたほうが、断然いいです。
肌悩みの根源を断ち切ります
「胃腸が弱っていたからニキビができていた」なんて、中医学や薬膳じゃないと分からなかったです。
「じゃあ胃腸が弱っていたのはなぜ?」
中医学だとそこまで分かります。
ニキビの根源を断ち切ることができた。
そう実感しています。
エステでも、お悩みや症状の根源を断ち切ることができる。
しかも効果テキメン。
それで中医学と薬膳にハマったんです。
根源が何かは、人それぞれ。
なので野菜でも、その人の根源を取り除く野菜と、そうではない野菜とあります。
どういう野菜(食材)がおすすめなのかは、こちらに書いてお渡ししたり、メールでお送りしたりしていますよ~。

薬膳は、面倒くさがりで料理が苦手な私でもできています。
そんなに難しくはないと思います。
ほんと、やると違います。