頬の赤みと小さなプツプツ
「頬の赤みを抑えたい」
「その赤くなっている部分に細かいぷつぷつが出てきた」
という方に、肌質改善のフェイシャルエステ【ダーマロジカフェイシャル60分】をしました。
まずは「赤みを抑えたい」、「うるおいのあるお肌」。
そして、「今のお肌の状態を知りたい」というご要望でした。
力量を試されるお肌でしたが、赤みはだいぶ落ち着き、ご本人も「赤みが引いた」と、鏡を見て少々驚かれていました。
「コメド」ができているのかな?
このフェイシャルでは、クレンジングのあとに「フェイスマッピング」という肌分析をします。
今のお肌のコンディションを正確にみるためには、クレンジング後の真っさらなお肌が最適です。
フェイスマッピング(肌分析)でよーく肌を見ると、どうもコメドとは違う感じ。
コメドにしては数が多すぎるし、コメドがたくさんできるほどオイリー肌でもない。
見た目も、コメドというよりは、湿疹に近い。
が、かゆみやヒリヒリ感などの刺激感はない。
これ、「酒さ」という症状に似ていますね~。
お医者さんに診断してもらわないと分かりませんが、
大人になってから発症することが多く、顔が赤くなったり湿疹が出たり、かゆみを伴うなどの皮膚症状があります。
フェイシャルエステの目的
フェイシャルエステは、肌を活性化するのが大半の目的ですね。
例えば肌を元気にして生き生きとさせたり、若返ったようにする。
主に、美しさや若さを求めますよね。
でもこの場合は、鎮静するトリートメントを選んだほうがいいですし、スキンケアも鎮静するスキンケアのほうがいいです。

肌を落ち着かせるのも、フェイシャルエステの役割。
エステをする上で私が一番大事にしているのは、健康な肌状態にすること、その最高な状態を維持すること。
スチーマーを当てて肌を温めたり、マッサージをしたり、高機能な美容機器などで刺激を与えて活性化するだけがエステではない。
今回は、角質除去のときにスチーマーを使いましたが、摩擦を抑えた指圧系のタッチテラピー(フェイシャルマッサージ)と、赤みを抑える鎮静作用に優れた製品をカスタマイズして使いました。
「ツボに入って気持ち良かった~」と、タッチテラピーも好評でした。
ご要望に添うことができた。
エステをしていて、これが何よりうれしいです。
お客様が帰られたあと、今回の内容を書き込んでいたら、トリートメント時間よりも長くかかっていました。

敏感症状は、刺激に反応して現れます。
対策としては、なるべく刺激から肌を守ること。
スキンケアなどで刺激を与えないこと。
辛いものやカフェイン、アルコールなどの刺激物の摂取をなるべく控える。
そして、鎮静作用のあるスキンケア製品で症状をやわらげる、丈夫なお肌へと整えていく。
それ自体を完全に無くすことはできません。
でも、できる限り症状を和らげたり、悪化させたりしたくないですものね。
エステは医療行為ではありません。
できることは限られますが、私ができる最大限のことをこれからもしていこうと思います。