敏感肌でお困りの方へ 敏感症状を抑えるスキンケア以外のこと

敏感肌でお困りの方が、私の周りで多くて、サロンにいらっしゃるお客様でも多いです。

なんとなく、敏感肌の割合が年々多くなっている気がします。

敏感肌のスキンケアには鉄則があります。

状態によっては、何もつけない方がいい場合もありますし、つけた方が症状が落ち着く場合もあります。

敏感肌の場合は、自分で症状を見極めてケアできる知識があるといいですね。

敏感になった原因を突き止める

敏感症状が出ないようにしたり、最小限に抑えることができるんですよ。

敏感肌には2つのタイプがあります。

  1. 生まれ持ったデリケートで敏感な肌で、ほぼ一年中敏感症状が出ている
  2. 合わない化粧品、埃や花粉などのアレルギー物質、紫外線や湿度など過酷な気象状況、ストレス…などの外部刺激で敏感症状が出ている

あなたはどちらのタイプでしょうか?

割合でいうと敏感肌のほとんどは、2番目の外部刺激によって引き起こされています。

1番目の生まれ持った敏感肌タイプの方は、敏感肌全体のわずかであると言われています。

合わない化粧品が原因なら買い替えればいいのですが、「そもそも化粧品なのか、ストレスなのか、アレルギー物質なのかも分からない」という方が多いです。

しかも敏感症状を引き起こすものは、お酒、たばこ、カフェイン、肌の水分不足、間違ったスキンケア方法などなど、これ以外にもたくさんあるのです。

その中から「自分はどれかな?」と探すのは専門的な知識が必要ですし、大変な時間と労力がかかりますね。

敏感症状を起こす原因を避ける、予防する

例えば専門のところで診てもらって、敏感症状の原因がストレスだと分かったとしたら。

その場合、一番いいのはそのストレスを取り除くことですね。

でも、会社に行くこと自体がストレスだったら、休むわけにも辞めるわけにもいきませんよね。

埃や花粉が原因なら、完全防御は難しいです。

以前会社勤めをしていた頃、同僚が、「土日は症状が治まるのに、出勤するとかゆくなるし治らなくなる」と言って、実際に肌が赤くなっていました。

こういう場合、どうしたらいいでしょう?

健康な肌づくりが敏感症状を抑えるコツ

体に疲れがたまっていると病気にかかりやすくなるように、肌も疲れがたまっている=弱っていると、敏感症状が出やすくなります。

肌のバリア機能が低下して、ちょっとした外部刺激で過敏に反応を起こしたり、
潤いを十分に保持できなくなったりして乾燥が悪化→ヒリヒリ感やかゆみが出るのですね。

敏感症状が出ている時は、肌に体力がない状態です。

だからまずは、今出ている症状を鎮静させながら、バリア機能を高めたり保湿をしたりするなど、肌に栄養を与えて元気にするといいですね。

そしてさらに一番のおすすめは、敏感症状を最小限にとどめられるカラダになることです。

実は、花粉アレルギーやアトピーなどの症状も、アレルギーそのものを完全になくすことはできませんが、症状を最小限に抑えることができるんですよ。

元気のあるお肌に、お肌を健康な状態にしておくことが、肌の抵抗力を上げることにつながりますから、症状が出ても回復が早いです。

健康な肌は、体も健康である証し

健康な肌を作るためには、何をするといいと思いますか?

肌に必要な栄養は体(内臓)で作られますね。

食べたもの、飲んだものが、肌のうるおいになったり肌の栄養になったりします。

皮膚も体の一部ですから、肌にも体質改善が必要なのです。

これ実は、敏感肌だけじゃなく、ニキビやシミ・くすみ、しわ・たるみなど全ての肌トラブルにも共通します。

私自身が、ひどいニキビだったのが体質改善でとても肌がきれいになったので、ぜひお伝えしたいと思いました。