肌の乾燥を解消するために水をたくさん飲むという方法
まだまだお肌の乾燥が気になる季節です。
日が長くなり暖かくもなってきましたが、ゆうりらにいらっしゃるお客様にはまだまだ保湿中心のお手入れをアドバイスしております。
が、
「足りないお肌のうるおいを補うために、お水をたくさん飲む」というのは大間違いです。
蛇口から出る水やミネラルウォーターは、『水』であって、体内のうるおい液ではありません。
つまり飲んだ水は、そのまま肌の潤いになるわけではないのです。
ほら、汗は舐めるとしょっぱいでしょ。
もう少し具体的にご説明しますね。
水を飲んだら胃に入りますね。
そして、必要な水分は腸で吸収され、余分な水分は排出します。
身体が必要とする水分量には限度があります。
それ以上に水を飲んでも排出されるのです。
たくさん水を飲むと、この処理に追われて胃腸は疲れてしまいます。
これではかえって肌に必要な栄養も水分も届けられず、肌荒れの原因になります。
水を飲んだだだけでは、その分潤うわけではないことがお分かりいただけたでしょうか?
例えばコラーゲン飲料を飲んだら、その分肌のコラーゲンが増えるかといったらそうじゃない。ということと同じなのです。
ただ、今は空気が乾燥しますから、のどが渇いたなと感じたら水分は上手に摂ってくださいね。