秋の乾燥肌はこうすると早く改善します
秋は肌が乾燥する季節です。
肌を、外からうるおいを補って乾燥を防ぐも大切で、これはスキンケアの役割ですね。
さらに、身体の中からうるおいを作るのも大切です。
身体の中からもキレイに、健康になっていただきたいですし、
効果も格段に上がるで、ゆうりらではスキンケア以外のアドバイスもしています。
身体の中のうるおい、どうやって作られるかご存じでしょうか?
うるおいは、ただの水ではありません。
栄養が含まれた水分なのです。
なので、毎日の食事からうるおいは作られるんです。
では、食事からうるおいに作り変える仕事をしているのはだれがやっているのかというと、『胃腸』です。
中医学では『脾』と言います。
ではそのうるおいを、お肌や全身へ届けているのは誰がやっていると思いますか?
中医学では、『肺』なんです。
肺は、秋になると働きが落ちやすくなります。
身体をうるおす働きをしてくれる肺は乾燥が苦手。
だから乾燥する秋の気候は、肺がしっかり働けなくなるんです。
健康な人は多少の肌のつっぱり感や乾燥で済みますが、肺にダメージがあると、皮むけやヒリヒリ感が出てきたりします。
この時期の肌の乾燥対策は、スキンケアで外からうるおいを補うと同時に、
身体の中からうるおいを作り出して、お肌にも行き渡らせる
という身体の中の働きも高めると、早い段階でお肌がうるおってきて、肌の老化も防いでくれます。
サロンでは、肺と脾の働きを助けたりうるおいを増やす薬膳食材や、生活習慣をお伝えしていまして。
やっぱりですね、身体の中のケアをしていただくと効果が格段に違うんですよ。
効果が出るのが早いのと、効果が通常よりも上がるんです。
肌がうるおうだけじゃなくて、シミが少し薄くなってきたり、いつもより色白になったり。
ただ、北海道は今雨が多いですね。
乾燥よりも高い湿度で脾がやられて、肌荒れを起こしている方が多いかもしれませんね。
脾は肺と逆で、湿気が苦手なんですよ。
先日お目にかかった方も、「鼻の下とあごにニキビができちゃった~」とおっしゃってました。
お手入れをしっかりされている方なので、小さいニキビで済んでましたけど。
いつもなら、「秋は乾燥しやすいですから…」と、乾燥対策のお話をするのですが、今年はちょっと違うかなーなんて思っています。