生理前の過食が原因でニキビができる。食欲がコントロールできないのは

生理前に過食傾向になる方、けっこういますね。

サロンでは、30代の方に多いような気がします。

20代のお客様がほとんどいないので、もしかしたら20代の方もそうかもしれませんが(^^ゞ

食欲だけじゃなく、

「生理前になると、こってりしたものや、お菓子など食べたくなる」

というのもよく聞かれます。

実は私もそうでした。

甘いモノが食べたくなったり、お腹が空いてるわけじゃなんだけど、食べたい!食べたい!って思っちゃったり。

これ、そのまま食べちゃうと、当然ニキビや吹き出物ができやすくなりますね。

だけど食べたい。でもニキビができちゃう。でも食べたい!我慢できない。でもでも…。

この葛藤が一番つらいですよね。

だから、まずは生理前に出てくる、「食べたい!」という感情をどうにかしたいですよね。

じゃないと、毎月この欲求と闘うことになりますし、我慢するのもつらいですから。

ニキビ・吹き出物は、老廃物が排泄されず体内に溜まり、それが皮膚へと出てきたものです。

だからやっぱり食べ過ぎは良くないですし、甘いモノやこってりしたものも避けたほうがいいんです。

生理前の「食べたい!」が自然と無くなる方法

中医学では、

消化吸収して栄養として取り込む

残ったいらないものは排泄する

これをしているのは『脾』という臓です。

そして、食欲をコントロールするところも脾です。

生理前の過食傾向は、普段からお腹いっぱい食べる方に多いんです。

これを解消するには、普段から腹八分目で、ゆっくり味わって食事することです。

1回や2回では、生理前の「食べたい!」という欲求は治まりませんが、続けると次第に脾が正常さを取り戻して、食欲のコントロールも正常になります。

そしてもうひとつ。

内面的な問題です。

強いプレッシャーやストレスなど、外部から抑えつけられて、そのはけ口として食欲に出る場合があります。

それと、同じ抑えつけられるでも、自分で自分を抑えつけている場合もあります。

自分はこうあるべき、こうしなきゃ、など。

私はこっちの方が心配です。

思い当りませんか?

「もっといい人であるべき」

「ポジティブにならなきゃ」

「失敗してはいけない」

とくに30代の女性って、地に足がつくようになるから、こういう想いが強くなるような気がします。

だから、「生理前に過食になる」と聞くと、内面的なものが強く関係してないか。

あれば、少しでも、その抑えつけているものが解放されるようにしたいものだと、いつも考えていますが。

生理前の過食に悩む方は、自分自身を見つめ直す、いい機会ではないでしょうか。