美しい素肌になるための基本・洗顔

肌の汚れには外からつく汚れと、身体から出る汚れがあります。

外からつく汚れにはメイクやちり、埃、細菌があり、身体から出る汚れには皮脂膜や剥がれた角質、汗が乾いて残った塩分や尿素などがあります。

ですからメイクした時はもちろんのこと、メイクしていないときでも洗顔は必要なのがお分かりですね。

この洗顔の時にしっかりと洗浄することで化粧品に含まれている有効成分が浸透し、朝でしたらお化粧のりが良くなりますし、夜でしたら寝ている間の肌の回復を助けることができるのです。

スキンケアは洗顔に始まり洗顔に終わるのですね。

それだけ洗顔は、美しい素肌になるためにとても重要なステップです。

では、美しい素肌になるための基本中の基本、正しい洗顔とはどんなものなのでしょうか。

まずは、洗顔のときの『すすぎ』を見直しましょう。

すすぐ水の温度は人肌の温度。

皮膚に対して冷たくない、熱くないのが理想です。

ニキビがある場合、赤くなっている部分は炎症を起こして『熱』をもっています。

ですから温かめのお湯ですすいでしまう、と炎症をさらに悪化させてしまいます。

肌に刺激を与えるようなゴシゴシバシャバシャするようなすすぎではなく、やさしく洗い流します。シャワーを直接当てるのも肌には刺激となります。

乾燥しやすい方や敏感肌の方は、すすぐ回数が多いとそれだけ肌の潤いが逃げやすいので、すすぎ過ぎには気を付けましょう。

クレンジング、洗顔をする際、どちらも共通していることは、ゴシゴシ肌をこすらないことです。

これは肌トラブルがない場合はもちろん、ニキビ肌や乾燥肌、色素沈着のある肌など、どの肌にも当てはまります。

毛穴の詰りや、しっかりとメイクを落とそうとゴシゴシこすりたくなりますが、小さな毛穴や肌理に入り込んだ汚れはこすって落ちるものではありません。

クレンジング剤は、メイクや皮脂などの油性の汚れを溶かして落とします。

ですからやさしく馴染ませるだけで汚れが落ちるよう、汚れと馴染みやすいクレンジング剤であるといいですね。

さらに、皮膚にはセラミドなどの細胞間脂質というものがあります。これは水分蒸発を防いだり、外からの刺激から肌を守るための「バリア機能」と呼ばれる働きがあります。

このような肌に必要な脂質が、クレンジングや洗顔の時にいっしょに洗い流されないようにするのも大切です。

つまり、クレンジング剤・洗顔料に絶対に備わってほしいのは

・汚れはしっかり落とす

・クレンジング剤や洗顔料の洗浄剤も肌に残らない

・肌の水分や保湿は損なわない

さらに敏感肌なら、ヒリヒリ感を抑える鎮静効果があったり、バリア機能を強化してくれるものだと安心ですね。

色素沈着が気になるなら、古い不要になった角質を取り除いてくれる角質除去効果があると美白効果が出やすくなります。

洗浄時間は1分です。

これ以上長いとすすぎと同じように潤いが逃げてしまいやすいのと、肌への摩擦が負担になってニキビが悪化したり、肌理が粗くなったり、色素沈着の原因になってしまいます。

正しい洗顔は肌がキレイになるだけでなく、忙しい朝でも手早くできてしまう便利な方法なのですね。

洗顔は美しい素肌になるための基本中の基本です。

洗顔を見直しただけで、ニキビができにくくなったり、シミや小じわが目立たなくなったり、肌理が細かくなり透明感が出たりと、正に美しい素肌になる方が多いのです。

何を隠そう私もそうでした。

洗顔を見直しただけで、次から次へとできていたニキビが出なくなり、1週間くらいで治まってきたのです。

徐々にニキビが無くなっていく肌を見て嬉しくなって、気持ちも明るくなったのを覚えています。

この『明るい気持ち』が、さらにお肌を美しくさせるエッセンスでもありました。

このようにダーマロジカは洗顔から、乾燥肌、色素沈着、ニキビ肌、敏感肌などを考えていくスキンケアです。

その目的は、余分な皮脂を取り除いたり、肌に栄養を与えたり、角質を除去したり、肌のバリア機能を守ったりなど、肌トラブルから救済し健康にすることです。

この洗顔法を1週間実践していただければ、肌が変わるのが実感できるでしょう。