痩せている方のあごのたるみはどう解消する?
「あごのたるみを解消したい」
と、札幌市厚別区から60代の方がフェイシャルを受けにお越しくださいました。
ありがとうございます。
あごのたるみの原因は「太ってしまった」というのもありますが、ほとんどの方はそれ以外の原因が多いなぁというのが私の実感です。
実際に、いらっしゃった60代の方は痩せてらしたんです。
ダイエットでは落ちないあごのたるみ
あごの下に脂肪が付いているので、「太った」と思うのも無理はないですよね。
では、痩せているのにあごの下に脂肪が付いてしまうのはなぜでしょうか?
あごの下のお肉は、新たに脂肪が付いたわけではなく、元々あるお肉が下がってあごの下にたまっている状態です。
これが「たるみ」。
だから痩せている方でも二重あごになってしまうのですね。
「たるみ」は、筋力が弱くなることで起きます。
単純に、「あごの下の脂肪を取っちゃえば二重あごは無くなる」と思うのですが、
それができたとしても筋力が弱いままなので、結局は頬やフェイスラインのお肉が下がってあごの下にたまります。
そうなると頬はこけてきて、でも二重あご、という感じになるかもしれないですね。
筋力が弱くなってあごがたるんでしまう原因
考えてみると、あごの下のたるみを解消するために脂肪を減らす、というのは遠回りですね。
例えば、小顔エクササイズやそういった美容器具で顔の筋肉を鍛える、という方があごのたるみには効果的です。
さらに効果的なのをひとつ。
それは、顔の歪みを整えることです。
毎日おしゃべりしたり、笑ったり、ものを食べたりして顔を動かしているのに筋力が弱ってしまうのは、うまくその筋肉を使えていないからなのですね。
その原因が、『歪み』です。
顔の歪みを整えると、今まであまり動いてなかった筋肉が動くようになるので、小顔エクササイズの効果がぐんと上がりやすくなりますし、
そういったことを特別しなくても、あごのたるみが解消されます。
ただ、「1回で歪みを整えてあごのたるみか解消!」というわけにはいきません。
「顔の歪みを整える」というのも、エクササイズのようなものなので、繰り返し無理をかけずに歪みを整えていくのです。