顔のたるみと同時に現れる黄ぐすみ、カサカサお肌の方、胃腸の調子はどうですか?
「あごのたるみを解消したい」ということで、札幌市清田区から40代のお客様がご来店されました。
カウンセリングをすると、「あごのたるみ」以外にも、「肌がくすむ」、「年中カサカサの乾燥肌」で、スキンケアにもお困りのご様子でした。
「あごのたるみ」、「肌のくすみ」、「乾燥肌」
これには共通する、ある原因があります。
タイトルにもありますが、「胃腸」です。
胃腸が原因①あごのたるみ
『胃経』という経絡は目の下からあごにかけて『気』が流れている経絡で、ここが歪むと、目の下や頬、あごがたるむといった症状が出ます。

この場合のたるみは、「ぽっちゃり顔のたるみ」というよりは、「やつれた感じのたるみ」に見えることが多いです。
なので、「あごのたるみ」でも太って見えてしまうような二重あごではなくて、「皮膚が伸びた感じ」で、「もたつく」と言う方もいらっしゃいます。
胃経は字の通り、胃を働かせる『気』が流れています。
つまり、「胃の気がスムーズに流れていない」=「胃がしっかり働けない」というわけで、胃腸の調子が悪いとあごがもたついたような感じで疲れた印象を与えるたるみになります。
「顔のたるみ」といってもいろいろあるんですね~。
胃腸が原因②黄ぐすみ
「くすみ」って、茶色くくすんだり、肌色が暗くなったりといろいろありますが、この方の肌のくすみは「黄ぐすみ」でした。
実は「黄ぐすみ」というのは、胃腸の働きと関係があります。
中医学でいう『脾』というのは、食べたものや飲んだものを消化吸収するところで、つまり胃腸の働きを指してます。
『五行色体表』というのは、「木・火・土・金・水」の五行と、内臓や色、味、季節などの関係性を表したものです。

『土・黄・脾・胃・口・甘・梅雨・思』
脾と胃は、黄色と関係があるんですね!
というわけで、脾胃=胃腸の調子が悪くなると黄ぐすみしてくるのです。
胃腸が原因③年中肌がカサカサ
肌のかさつきの原因というと「水分不足」がすぐに頭に浮かんできますが、意外なことに「胃腸が弱っていると肌はかさつく」ということがあります。
人は食べ物や飲み物から体に必要な栄養を摂っています。
肌に必要な潤いや栄養も同じこと。
その栄養を消化吸収するところが胃腸ですよね。
だから、胃腸が弱いと肌に必要な潤いも十分に吸収できなくて、肌がカサカサしたり肌荒れしてきます。
この清田区からいらした方は、「空腹感があまりなく、少し食べただけでお腹が張った感じがある」とおっしゃってました。
これはまさに、胃腸が弱っている症状です。
ただ、40歳以降ですと、胃腸ではない原因で肌が乾燥してくることも多いです。
たるみも肌トラブルも一気に解消
「あごのたるみ・黄ぐすみ・年中かさつくお肌」
これらは一見すると、「バラバラに対処しなくては…」と思ってしまいます。
でも、この方のお悩みである「あごのたるみ」は、顔にある胃経の歪みを整えると、見た目にも解消できます。
フェイシャルではデコルテまで行いますので、脾経も整えることができ、バストアップもして鎖骨なんかもキレイに見えます。
脾経・胃経の歪みが整うと顔のリフトアップだけでなく、「気の流れ」もよくなるので、胃腸の働きがよくなり、黄ぐすみやカサカサお肌も解消されます。
さらに、普段から胃腸に無理をさせないことで、たるみも肌トラブルもぐんぐんと改善されてきます。
「たるみ」や「肌トラブル」から、体の調子までわかってしまうんですね~。
サロンではこのように、見た目だけでなく体の健康のサポートも行って、より効果的に顔のたるみを解消しています。