やることより、「やらないこと」のほうが効く

ある日、友人とお茶をしながら楽しいおしゃべりをしていたら、ダイエットの話になりました。

痩せたい気持ちはとても強い。

でも痩せられない。

もしくは、痩せても一時的。

これを、もう何年も繰り返していませんか?

頑張っても痩せられない原因

一旦すべてやめてみる、というのをしてはどうでしょう?

「痩せたい!」とサロンにいらっしゃる方全員、なにかしら努力されています。

ジムに通ったり、食事を減らしたり、ウォーキングをしたり、ダイエットサプリを試したり、炭水化物抜きダイエット、ファスティング…。

みなさんご自身で「これだ!」と思うダイエット法をいろいろ試されています。

それでも「自分一人じゃだめだから人に頼ろうと思った」という声は多いです。

ダイエット法が長続きしない、効果が出ない、というのは、あなたに合っていないということです。

シンプルスキンケアできれいになった肌

ダイエットではないですけど、私はひどいニキビで同じようにあれこれといろいろやっていた時期がありました。

美肌系のサプリメントも飲んでいたし、野菜を食べるようにしたし、健康食品なども摂っていました。

そういえば、酸っぱくてあまりおいしくないローズヒップティーを頑張って飲んでいたな~。
(私が飲んでいたのは、たまたまおいしくなかっただけです)

アボカドも毎日食べてたし…。

でも全くニキビは治まりませんでした。

そのニキビがすっかりできなくなったきっかけは、過剰なスキンケアをやめたから

1週間くらいでニキビの治りが早くなり、新しいニキビもできなくなりました。

「やること」より「やらないこと」の方が大事

それは、「ハッ!!!」とする気づきでした。

私は自分のニキビの経験から、「やること」より「やらないこと」の方が大事なんだな、ということに気づきました。

その後中医学や薬膳を勉強して、同じことをまた感じました。

ダイエットもそうですけど、美肌にとっても同じこと。

肌も含めて「体」ですから。

「これを食べたら痩せる」というような食材や食品も摂るようにしていますよね。

補ったり、摂り入れたりすることはもう十分していますよね。

栄養素やカロリーなんかも気にしていますよね。

みんな、「体にいい食材」は積極的に摂り入れているけど、でも本当にそれで健康を実感した、という人はいない。

少なくとも私の周りではいないです。

例えば、納豆で血液サラサラとか、生姜で冷え症解消とか、高カカオチョコレートで血圧下がるとか。

これ、納豆や生姜が悪いんじゃなくて、決してそんなことはなくて。

やり過ぎだったり、たくさん入れ過ぎているだけ。

それで効かなくなっているのです。

効くカラダになるのが一番大事なこと

「良い」と思ってやっていることが、実は逆効果だった、というのは珍しくない話です。

その代表例が、「むくみを解消するために水を飲む」という方法。

これ、むくみには逆効果です。

実際、「いつも足がパンパンにむくんで痛い」という方に飲む水の量を減らしてもらったら、1週間で解消されました。

だからダイエットも、「やめること」をおすすめしています。

体の中は、「体にいいもの」がいっぱいで、逆に効かなくなっている状態です。

例えるなら、心地よいヒーリング音楽を、騒音の中で聴いている状態。

もうちょっと詳しく言うと、それを消化・吸収するのに内臓が疲れている状態でもあります。

だから、体にいいものを摂っても、または体にいいことをしても、あまり効かないのですね。

やることより、「やめること」をすると、内臓が元気を回復して、効くカラダになります。

「頑張っているのに痩せられない」

「いろいろやっているのに肌がきれいにならない」

そういう方に、本当の自分の美しさと健康を引き出す。

それがゆうりらの使命だと思っています。