看護師さんだって抱えているつらいむくみ

「足がいつもパンパンにむくんで痛いのとなんとかしたい!」

という方が、モンテセラピーを受けに札幌市清田区からお越しくださっています。

看護師をされていて、「いつも忙しくてほぼ走り回っている状態です」とおっしゃっていました。

「むくみのせいなのか、下半身太りがイヤ。足を細くしたい」ともおっしゃっていました。

ゆうりらには、看護師さんや医療従事者の方が結構多いです。

人の体を扱うお仕事ですから、ご自身の健康のことにも意識が高いんでしょうね。

「いつも忙しくてほぼ走り回っている状態」と聞くと、なんとなくむくまなさそうな気がしませんか?

むくみ解消にはよく、「歩くのがいい」とか、「ふくらはぎを動かすのがいい」と言われますもんね。

むくみを解消しようと、せっせとお水を飲んでいませんか?

「むくみ」と聞いて、私が一番最初に伺うのは、水分摂取です。

一日どれくらい水を飲むか?

そして飲み方。

むくみは、余分な水分が排泄されずに体内に残っている状態です。

本来は、余分な水分は尿になって排出されるので、むくまない=健康な状態なのですね。

ということで、まず過剰に水分摂取をしていないかを確かめるのです。

この方、1日2リットルを目標に、がんばって飲んでいました。

これ、実は大NGです。

むくみの間違った常識

むくみ解消のためにお水をたくさん飲んで、でもむくみが解消されないという方、非常に多いです。

先ほど言いましたね。

むくみは、余分な水分が排泄されずに体内に残っている状態と。

排泄機能が追いつかないからむくんでいるのに、さらにたくさんお水を入れたらむくむ一方です。

この方には、がんばってお水を飲むのをやめてもらって、のどの渇きを感じたらお水を飲むようにおすすめしました。

すると1週間後には、「足がパンパンにむくんで痛い、というのがなくなりました」とご報告くださいました。

たったこれだけ。

これだけだったので、お客様は、「今まで長年苦しんでいたのはなんだったの?って感じです」とおっしゃっていました。

「きれいなお水を入れたら、汚い水分が出るからむくみが解消する」

「お水をたくさん飲んだら、利尿作用でむくみが解消する」

とか言われますが、これは間違った常識です。

実際に、目の前のお客様が示してくれました。

これですね、中医学を知っていると、このようにズバリ解決できるんです。

「なぜ余分な水分がたまるのか?」

「なぜ排泄されないのか?」

この着目が中医学の基本で、だからむくみは解消できるのですね。

この方はほかにも、「かなりの冷え症」、「薬でも抑えられないほどのつらい生理痛」、「便秘」を抱えています。

実はこれも、むくみと同じ原因から起きています。

下半身太りが解消する頃には、こういった症状も楽になっているんじゃないかな~と思います。