便秘がちで下腹部がぽっこりしてきたのは季節の影響かも
月1回、定期的にモンテセラピーボディを受けに来店してくださるお客様が来店されました。
その間に体調の変化などなかったか、伺うのが楽しみなんです。
今年の夏は湿度が高かったから、こんな体調の変化はなかったかな~。
そろそろ秋だから、施術も秋の経絡を重点的にしようかな~。
なんて、ある程度予想しておくのですが。
やっぱり人は自然の一部なのだなーと感じることがありました。
このところ便秘がち。葉物野菜も食べるようにしているのに…。
毎日自然とあった排便が、今は無理やりじゃないと出ない。
全部出た感じもなくて、
そのせいか下腹部がぽっこり出てきた。
と言うのです。
もしや今の時期って便秘になりやすい人が多いのかしら?
そういえば今の気候って…。
まだ残暑が続いてますが、秋の体型の変化について書いてみたいと思います。
秋は、五臓では『肺』、六腑では『大腸』が、働きにくい環境になります。
大腸?なんだか便秘と関係ありそうですね。
で、肺の働きが低下するとその経絡、肺経・大腸経が歪んできます。
お身体を拝見したら、
いつもよりちょっと反り腰気味。
おっしゃるように下腹部はぽっこり。
これは肺経・大腸経の歪みで見られる特徴です。
さらにもっと特徴的なのが、肩の内巻きです。
肩の内巻きってちょっと伝わりにくいかもしれませんが。
肩が内巻きになると、猫背になりやすくなるんですね。
この経絡が肩から腕にかけて通っていますから。

すると腰が反ってきて、お腹の筋肉がうまく使えずたるんできます。
そのたるみが下腹部にたまってぽっこりしてくるのです。
他にも脇に脂肪がつきやすかったり、二の腕がたるんできたり。
経絡が腕にあるので、腕にも現れてきます。
なので下腹部ぽっこりの場合は、肺経・大腸経をしっかり整えて、反り腰や猫背を改善します。
するとお腹が引き上がるので、下腹部のぽっこりが目立たなくなります。