足首がゾウ足のようなむくみ。冬は白湯でも飲み過ぎに注意です。

サロンにいらっしゃるお客様は美容意識が高い方が多いので、ご自身で何かしらの健康法や美容法をされています。

「体を冷やしちゃいけないから、白湯を飲んでます」

さすがですね!

お水を飲むなら、夏でも冷たい水ではなくて白湯が良いんです。

冬なら温かいお湯が良いですね。

でも、冬は水の摂取は白湯でも気をつけなければなりません。

なぜなら、冬は腎がダメージを受けやすいからなんです。

腎というのは、東洋医学でも水分代謝にかかわる臓です。

要らない水分を排泄し、使えるものは再利用して循環させるのが腎のお仕事です。

水分を摂ると、当然腎が活発に働きますね。

通常運転なら大丈夫なのですが、水分を摂り過ぎるといつもより仕事量も増え、疲れてしまいます。

そしてただでさえ今は腎がダメージを受けやすいんです。

ダメージを受けやすいこの時期に、白湯でも水分を摂り過ぎると、疲れもいつもより大きな疲れとなってしまいますね。

腎は水分代謝に関わってますから、この働き具合がむくみにつながります。

むくみ方にもこのような特徴があるんですよ。

足首が無くなるようなむくみ。いわゆるゾウの足のようなむくみです。

私、会社員の頃、電車通勤で足首が太いご年配の方をよく見かけました。

見た目は全然太っていないのに、足首が無くなるほど太くて、たぶん膝下から同じ太さなんですよね。

それが不思議でなりませんでした。

でも今ならすんなり説明が付きます。

腎は成長老化にかかわるところなので、ご年配の方にこのような症状が多いのです。

でもね、もともと腎の働きが弱かったり、腎に過労させると年齢に関係なくこのような症状が現れます。

もちろん“絶対”というわけではありませんが、一つの目安になるので、私の場合、脚のむくみを気にされている方には、このむくみ方を見て、どのような原因でむくんでいるのかを判別しています。

30代、40代でこのようなむくみがあったなら、水分の摂り過ぎに注意してくださいね。

喉が渇いたなーと思ったら、温かいお湯を飲むようにしてください。

私はこれで、何人もの足のむくみに悩む方をあっさり解消させましたよ~。