からだを無視して、まだその美容法やりますか?

「朝から体がだるくてやりたいことができない」

「生理痛がつらい。気分も憂鬱になる」

「なんでニキビが繰り返しできるんだろう…」

以前の私はこんな体でした。

ほかにも冷え性で、足がむくみやすくて、便秘症もありました。

ずーっとそんな状態だったので、私はこういう体なんだと諦めたこともありつつ、

でもやっぱり体を何とかしたくて、自分なりにいろいろやってました。

たとえば、

「お酢を飲むと健康になる」

「健康のためには一日三食がいい」

「体を温めると健康になる」

といった美容法や健康法の定説がありますよね。

そういう体や肌にいいと言われることをやりました。

毎日湯船に浸かるようにしたし、半身浴もしたし、

タバコやめたし、野菜を摂るようにしたし、生姜も食べてたし、ヨーグルトにきな粉をかけて食べたり、豆乳を毎日飲んだり、黒酢を飲んだり…

胚芽米も食べていた時期がありました。

肌にいいサプリメントや健康食品も毎日摂っていました。

ストイックなほうなので、何年もやり続けてました。

でもダメだったんです。

「体にいい」と言われることをたくさんやっているのに、何ひとつ改善しないの。

ゆうりらにいらっしゃるお客様でも、このような方が多いです。

私もそうでしたけど、エステに来る前はご自身でもいろいろやっているんですよね。

努力してるんですよね。

がんばっているのに報われない。

これが体の不快な症状にプラスされて、余計につらかったです。

やっても改善されない、ということは

たとえば「水を1日〇ℓ飲むと健康になる、むくみが解消される、美容にいい」ってよく耳にします。

エステやリラクゼーションサロンなんかでも、「水をこまめに飲みましょう」と推奨しているところが多いです。

ゆうりらにいらしたあるお客様で、こんなことがありました。

毎日夕方になると、足がパンパンにむくんで痛くなります。
職場ではじっとしていることはなく、むしろ忙しくて動き回っていることが多い(足を動かしている)のにむくむんです。
今まで通っていたサロンで、水を1日1.5ℓ飲むよう言われて、毎日一生懸命飲んでいるのにむくみが解消されません。

さらにもっと水を飲むように言われるんですけど、なかなかできなくて…
(40代・看護師)

言うとおりにやっているのに、むくみが解消しない。

がんばっているのに、努力しているのにちっとも改善されない。

これ、どういうことかわかりますか?

改善されないということは「効果がない」ということです。

「水を1日1.5ℓ飲む」というむくみ解消の定説はあるけど、この方にとってはむくみ解消にはならないのです。

その健康法、あなたには当てはまらない

この方を中医学的にカウンセリングすると、胃腸のはたらきが弱いことがわかりました。

胃腸は、入ってきた食べ物や飲み物を消化吸収する臓器ですね。

その中で、体に必要な栄養や水分は吸収します。

そして、いらないもの、余分なものは尿や便にして外に出すほうへ送るという、いる・いらないの分別もしています。

胃腸のはたらきが弱くなっていると、この分別や吸収がきちんとできなくなります。

この方は、水を飲んでも体に必要な水分なのかそうじゃないのか、分別できない。

または、体に必要な水分として吸収できない。

体をうるおす水分に作り替えること(代謝)ができない。

かといって、排泄のほうへ送ることもできない。

だから余分な水分が外へ出ずに体内にたまり、下へたまっていく。

これがこの方の、足のむくみの原因でした。

だからお水をたくさん飲むことは、かえってむくみを悪化させていたのです。

美容の定説より、あなたのその原因が何か、が大事

お客様には、むくみがひどくならないお水の飲み方をお伝えしました。

「1日1.5ℓ」ではなくて、のどの渇きを感じたらコップに半分くらいの水を少しずつ飲むようにしてください。

少しずつ飲んで渇きがなくなった時点でストップ、足りなければまたもう一杯。

お水を一生懸命飲まなくてもいいんだと、お客様はとてもびっくりされていましたよ~。

そして、むくみにくい体(本来の体)を取り戻すために、胃腸を元気にする生活習慣や食事法もお伝えしました。

その1週間後、いらしたお客様は、

足が痛くなるほどむくむことがなくなりました!
少しはむくむけど、パンパンになって痛い、とまでにはならないです。
たった1週間で解消できたなんて…。

正直、水を飲むのはきつかったんです。それでも飲まなきゃ飲まなきゃ、て思ってて。
今までなんだったんだろう…って思いました。

これね、「水をたくさん飲むのが悪い、間違っている」ということではないです。

「そのやり方は、あなたの体には合っていない」ということなのです。

たとえそれが美容や健康の定説だとしても、常識だと思っていても、です。

改善されないということは、原因に対処していないのですね。

私も原因がわかって、自分の体に合ったやり方をしたら、この方のように1週間で体が変わり始めたのを実感しましたよ。

ちゃんと体は答えてくれるんだと、この体感を通して思いました。

これって「体と対話する」ってことだなぁと思って、

その方の体をちゃんとみたい(対話したい)と思って、

だからエステでは原因をみつけるために、カウンセリングで細かいところまでお聞きしています。

必要じゃないからつらい、必要なら心地いい

むくみとか生理痛とかニキビとか肌のくすみとか…

そういう美しさを損なうものがあるとしたら、その原因は必ず日常生活の中にあります。

生活習慣や食事、環境が、体にとっていいことなら、心地よく感じるし、健康だし、お肌の調子もいい。

逆なら痛みや不快感、疲労感、顔色の悪さなど、さまざまな症状が出ます。

そうやって体は、健康かそうじゃないかを教えてくれて、だから何とかしようと思ってやるんですよね。

美容や健康のために今やっていることも、その結果は体に出ます。

たとえば、お水を飲むのがつらいのは、体が水を必要としていないからつらいのです。

私もそうでした。

面倒だな、きついなと思いつつ、でも無理して続ける。

肌がきれいになるって言ってるし、体にいいって言ってるし、って頭の中で理由をつけてがんばろうとするんです。

でもこれって、体の声(反応)を無視してるんです。

だから改善しないし、もしくはよけいに体を痛める。

テレビで紹介されていたから、有名人がやっているから、専門家が言ってたからとか、頭でいいと思っていることをまず捨てて、自分のからだが心地よいのかそうじゃないのかを感じてみてください。

五感でも感じてみてください。

自分のからだを無視しない。

ゆうりらのエステは五感もよろこぶエステです。