春はゆるゆる~心と体を健やかにする養生法

いつも北広島からお越しのお客様に、どんなアロマを焚こうかな~と考えておりりまして、、、

2つ候補があったんです。

  1. 春の体調を整えるアロマ
  2. 体と心の消耗を癒すアロマ

迷って、最後は直感というか、なんとなくで『体と心の消耗を癒すアロマ』にしました。

  • ジュニパーベリー
  • ラベンダー
  • ローズマリー

お客様から、「今仕事が忙しいので、こういうアロマ嬉しいです」とおっしゃってくださいました~。

せっかくなので、このアロマを垂らしたティッシュと、手書きのアロマカードをラッピングしてお渡ししましたよ~。

春の養生法

お話を伺ったら、人事異動などで一緒に働く人が変わったんですって。

「どういう人なのか、どういう仕事のペースなのかとか探りながらの状態で、とても気を遣っている」とおっしゃっていました。

そしてお仕事の量も増えたんですって。

わたくしこの方に、春の養生法をお伝えしました。

何よりリラックスしてのびのび過ごす。
楽しいことを妄想でもいいから考えてひとときの間浸ったり、自分の好きなアロマを焚いたり、お茶を飲んでホッと一息ついたり。

ただぼーっとしているだけでもいいです。
締め付けるような下着や服装もなるべく避けて、おうちの中ではゆったり過ごす。

お散歩や軽い運動も気分転換になっておすすめです。

これ、中医学の春の養生法なんですけど、お客様にはこういうのがおすすめかな~と思って少しアレンジしました。

春は植物が芽吹いて生長する季節。

冬眠していた動物も出てきて活発になる季節です。

人もそうですよねー。

雪が解けて暖かくなると、出かけたくなったり、ドライブを楽しみたくなったりします。

意欲的に、活動的になります。

そういう季節だからこそ、「何もしないこと」も自分に許してあげるといいです。

自分を束縛していませんか?

私、勝手なイメージですけど、春は「自由」なイメージがあるんです。

何かやりたい!と思ったり、新しいことを始めたり、そういう意欲的になるのは春の陽気のおかげなんですけど、

自由だからこそできることじゃないですか。

何を始めてもいいし、何をやってもいい。

春はそれを自由にやらせてあげる、のびのびと過ごす季節なんですよ。

それを阻むことが、この時期一番のストレスだと思うのです。

例えば、「こうしなきゃいけない」とか「これをやらなきゃいけない」とか。

そういうふうに自分を束縛してることってあります。

私の場合はですねー、「規則正しい生活をしなければいけない」とか、「昼寝しちゃいけない(なまけてるから)」とか、「ブログ書かなきゃいけない」とか。

無意識に自分を束縛していること、いっぱいあります笑

意欲的で活動的になる春だから、「何もしていないことがダメ」な気分にも陥りやすい。

こういうのが一番ストレスだと思うんです!

中医学でいう気の巡りは「心」にも関係します

中医学では、春は『肝』の働きが活発になる季節です。

『肝』の働きの一つに、「肝は疏泄をつかさどる」とあります。

「肝は気の流れを調節している臓で、発散・昇発の性質がある」ということ。

発散・昇発によって、気を伸びやかに滞りなくスムーズに流すのですね。

気がスムーズに流れることで内臓や器官が正常に活動し、気分も伸びやかで安定します。

この気の流れを邪魔するのがストレスなんです。

そして物理的にも、例えば輪ゴムで指を締めると血流が止まるように、気も締め付けると流れが止まります。

だから服装はゆったりしたものがおすすめなんですよ~。

そして何かすることも何もしないことも、自分を締めつけずやらせてあげること。許すこと。

私のパターンですが、、、

正体不明のイライラや落ち込みは、自分を束縛して自由を奪っていることが多いです。

春はストレスが多い時季です。

それが肝の「気を伸びやかに流す」という働きを邪魔します。

なので自分を解放!のびのび~。

ぼーっとすることも大切な時間です。

これも肝の働きを助けて、心身ともに健やかになりますよ~。