梅雨時のむくみや重だるさの原因
むくみやすかったり、ここのところ疲れが取れないとか、体が重だるいというお客様が多いです。
季節柄なのでしょうね。
湿度が高いこの時期は、このような症状が出やすくなります。
ただし、それほど強く症状が出ない人もいます。
その違いは何でしょうか?中医学でご説明しますね。
中医学でいう「脾」は湿度に弱くて、高い湿度でその働きが落ちてしまうのです。
脾というのは、食べたものを消化吸収して栄養に作り変えるところで、胃腸の働きをしています。
そしてその栄養を全身へと送るということもしています。
この時季に体が重だるかったり、疲れやすいのは、高い湿度によって脾の働きが落ちてしまっているからなのですね。
食べ物や水分を栄養に作り変えることができなくなったり、全身へ送ることができず残ってしまいます。
栄養が全身へ行き渡らなければ栄養不足で疲れやすくなりますし、残ってしまうと重だるさが出てきます。
水分も同じように脾が吸収して全身に送ってますから、脾の働きが落ちるととくに手足がむくみやすくなります。
むくみやすい、体が重だるい、疲れやすいなどの原因は主に2つあります。
- 高い湿度が脾の働きを低下させてしまうという、環境(外側)によるもの
- 脾の働きが元々弱かったり、お疲れ気味という、体(内側)によるもの
脾が丈夫なら、この時季は多少むくむな~という程度だったりしますが、弱い人は、高い湿度によってさらに弱ってしまうので、この時季は症状が強くなります。
そういえば、下痢っぽいという方もいらっしゃいましたが、これも同じ原因です。
こういった体調の変化がわかると、ちょっと安心しますね。
サロンではこのように、その方の体調の変化の原因を突き止めて、解消法もお伝えしてます。
ぜひお気軽にご相談くださいね。