冬の乾燥肌がよくならない。保湿とここまでできたら肌の老化も防げます。
冬は空気が乾燥するので、肌も乾燥しやすくなります。
お手入れしても肌がしっとりしなくて乾燥を繰り返したり、肌の乾燥に加えてハリがなくなったり、くすみっぽくなったりもします。
このような場合、空気の乾燥のほかに原因がもう一つあるんですね。
「保湿をしても乾燥が良くならない」という方も増えてきたので、今日はそのお話をしたいと思います。
もう一つの原因は、寒さによる血行不良です。
寒さを感じると血管が縮まります。
これは体温を逃さないための身体の大事な働きなのですが、この状態が続くと必要な栄養が届かなくなります。
すると肌の新陳代謝がうまくいかなくなるので、乾燥を繰り返したり、栄養不足のためにハリが失われたり、くすみがとれなくなる、といった症状が出てきます。
というわけで、乾燥を繰り返す場合は、保湿のほかに血行を良くするといいのですね。
血色の良いお肌って、くすみがなくて透明感がありますものね。
お風呂にゆっくり浸かったり、軽い運動をして全身の血流をよくしたり、血行促進作用のあるアロマもいいですよね。
それと、リラックスすると血管が広がりますから、リラックスする時間を過ごすのもいいですねー。
本当はマッサージがかなり有効なのですが、自分でやる場合、頑張りすぎて逆にたるみを引き起こすリスクの方が高いので、私はお勧めしていません。
フェイシャルの場合、乾燥によるハリのなさ、くすみには血行を促進したり、栄養を与えて活性化する作用のあるアロマオイルでマッサージをしています。
拭き取り用のスポンジやホットタオルにも香りづけしてるんですよ。
乾燥を繰り返す→ハリが無くなってきた、くすみっぽくなってきた。
という場合はぜひ、血行促進もやってみてください。
さらにここでもう一つ、上級者向けのお話しです。
血行促進がお肌にいいのは、誰でもご存知だと思います。
でも、もそもそも血が充分足りてないと全く意味がない。
これに気が付いた方はかなりの上級者です。きっとお肌も若々しいでしょう。
貧血の症状でもなければ血が足りないなんて、普段思うこともないのは当然だと思うのですが。
貧血までいかなくても、現代の生活習慣や食生活を考えると、血が不足しがちになります。
実際にそのようなお客様、多いです。
血行を良くするところまではわかって、色々実践されている方もいらっしゃると思います。
でもなかなか肌の変化を感じられないのは、血の量が問題なのですね。
うーん、惜しかった!
ですから血をなるべく減らさない、血を増やす、これも出来ればすぐにお肌は変わりますよ。