まぶたの腫れぼったさが目立つ顔のむくみの原因
「まぶたが腫れぼったくて目が小さく見えてしまう」というお悩みについて。
まず、まぶたが腫れぼったいというのは、顔のむくみなんですよね。
なので、原因は身体の水分代謝です。
その水分代謝を行うところは主に3つの内臓が関わっています。
①脾(胃腸)
②肺
③腎
あ、これは中医学のお話です。
でですね、まぶたが腫れぼったいというのは、『腎』の働きに何か問題があるのかな?と考えています。
腎は水分の最終処理を行うところですね。
全身に水分が届けられて身体が潤って、余った水分の中で再利用できるものはまた循環させて。
老廃物を含んだいらない水分は外へ出します。
つまり尿にして出すんですね。
これがうまくいかないと、まぶたが腫れぼったくなるんです。
この腎の症状がどうしてまぶたに現れるのかといいますと、目のあたりに『膀胱経』という経絡があるから。

腎と膀胱ってペアでお仕事をしていて。
どっちかが弱くなると、もう片方も弱くなってしまう、というお互い様の関係なのです。
水分代謝をスムーズにできなくなるくらい腎が疲れてしまうと、膀胱にも影響します。
その症状が経絡上に現れるのです。
だからモンテセラピストは、体型とかお顔の感じを見て、「これは腎のむくみだな」とか、「肺のむくみだな」と判断ができるんですね。
で、どうするかというと、
腎や膀胱を活発にさせるのは『気』で、その『気』が流れるようにすると、まぶたの腫れぼったさが解消されて、目がパッチリと大きくなります。
かなりマニアックな説明ですよね…。
お顔は経絡を整えると歪みが改善されるので、目がパッチリするなどその場で変化します。
あとはその経絡をキープすればいいだけです。
キープする方法は2つ。
一つは、整えた経絡がまた歪まないように定着するまで癖をつけること。
もう一つは、腎に負担をかけるようなことをしてないかな?というのをみつけて、負担をかけていることを止めること。
このどちらか一つではなく、2つ同時にすることでかなり早く改善できますし、腫れぼったくならないように予防もできます。