お正月のあとに多い「むくみ」を解消するおすすめの過ごし方
お正月が終わってちょうど今ごろ多いのが、「むくみ」です。
普段それほどむくみを感じない人でも、今時期むくみを感じる方が多いです。
お正月あとになぜむくむ?
「むくみ」にはいろいろなパターンがあって、今時期多いのは「胃腸の疲れ」によるむくみです。
この時期の胃腸の疲れを引き起こす原因は2つあります。
ひとつは、塩分が多くなってむくむパターン。
おせち料理は濃い目に味付けをしますね。
それがむくみを引き起こします。
ふたつ目の原因は、豪華なお料理や食べ過ぎです。
お正月は家族が集まって、豪華なお料理を囲むことが多いですね。
先日いらしたお客様も、「ケーキをすすめられて、2個も食べてしまいました」とおっしゃっていました。
お肉やお刺身などの生ものは、消化に時間がかかります。
それをお腹いっぱい食べると、さらに胃腸に負担がかかります。
これがむくみを引き起こします。
胃腸は「むくみ」に関係する臓器
胃腸は、口から入ってきた食べ物、飲み物を消化吸収するところですね。
そして2つに分かれます。
一方は体に必要な栄養を吸収するルート、もう一方はいらないものを排泄の方へ流すルート。
食べ物が入ってくると、胃腸はこれを毎回行っていて、通常は体の中に余分なものは残らず、むくみません。
お正月は、胃腸のこの働きを超える量が入ってきたり、消化に時間がかかるものが多かったりで、消化吸収が追いつかなくなります。
いらないものを排泄のルートへ流せなくて、体の中に老廃物が残ってしまうのですね。
これが、お正月が終わったときに多いむくみです。
こんなことも思い当りませんか?
夜遅くまで起きていることも多いですね。
内臓はしっかり回復できずに、疲れがどんどんたまります。
体は休めたけど、内臓は疲れがたまってしまった、というのはこの時期とても多くて、
だからお正月休み明けには、しっかり休んだはずなのに、「体がだるい」、「体が重い」、「やる気が出ない」という人が多いですよね。
これ、胃腸が疲れている時に、むくみといっしょに出ることの多い症状です。
実はお正月は、内臓にとっては大忙しで休んでいられない、という人が多いですね。
むくみ解消!体も軽くなるおすすめの過ごし方
この3連休は体だけでなく、胃腸もゆっくり休ませるのがおすすめです。
夜は早く寝て、体も内臓も休めます。
食事はあっさりとした味付けで消化に良い食べ物にする。
つまり、お正月とは正反対のことをすると、回復しやすいのですね。
「七草粥」は終わりましたが、日に関係なく、中国粥のように自分好みの味付けでお粥にするのもいいですよね~。
私はお正月以外でも、ときどきお粥にすることがありますし、お客様にもおすすめしています。
そして、腹八分目以下で食べるようにして、食事と食事の間には空腹になる時間をとってあげてください。
空腹は、胃腸に何も入っていない状態ですよね。
だから胃腸が休めるし、「栄養を吸収する」、「いらないものを排泄へ」という分別もはかどります。
デトックスが進むのでむくみも解消されるし、軽くすっきりとした体になりますよ。