初めて覚えたコンプレックスのお陰

私、ソバカスがあるのが嫌でした。

ソバカスって遺伝なので小さい頃からあって、それでからかわれたんですよね。

私が初めて自分の体にコンプレックスを覚えたのが、このソバカスでした。

思春期にはニキビができるようになって、肌へのコンプレックスが増しました。

それがキッカケで美容部員になり、その後ちょっと回り道をしてエステのお仕事をしています。

ソバカスが無かったら、ニキビができなかったら、もっと楽しいのに…。

そう思ってました。

当時の私にとってはものすごく嫌な、受け入れたくない出来事。

でも、ソバカスでバカにされた体験があったから、美容業界への興味が沸いたんです。

このソバカスのおかげで今の幸せがあるのですね。

今振り返ってみると、ちょっと不思議な感じがします。

大人になってもコンシーラーを使ったりして、何とかソバカスを隠そうとしましたが(^^ゞ

今はそんなことはせず、ファンデーションもほとんどカバー力のない超薄付きのタイプです。

みなさんにもおありでしょうか?

コンプレックスが、実は自分の身を助けてくれるものだった、という経験。

過去の嫌な体験が、のちの人生に大きく影響していたという経験。

なぜこんなことを思ったのかというと、自分のことを話す機会があって、それで気が付いて。

自分の中では心が揺さぶられるくらいの気付きだったので、書かずにはいられませんでした。