120分のモンテセラピーでお腹が引っ込む、その真意とは

いつも定期的にモンテセラピーを受けられている方から、こんなお言葉がありました。

「生理前だからかもしれないけど、ここに来る前になぜかお腹が出る」

はっきりとした原因は分かっていないそうですが、確かに生理前または生理中に下腹部が張ることがありますよね。

ただ、モンテセラピーをした後、お腹の出っ張りがなくなり、「良かったぁ」とおっしゃっていました。

ご本人は「太ったかもしれない」、つまり「脂肪がついたかもしれない」とおっしゃっていましたが、そうではないことが分かります。

だって、脂肪吸引したわけでもないのに、2時間のトリートメントでお腹の脂肪が減るわけないですものね。

姿勢が悪いだけで太って見える

2か月に1回モンテセラピーを受けられていて、今回は久しぶりに「レベルアップ」というのを行いました。

「レベルアップ」は、通常のモンテセラピーより強度がある手技で、ピンポイントで強度のある手技を入れることで、体形を調整することができます。

ある程度、体の歪みを整えてからじゃないと行えないのですが、

モンテセラピーの真骨頂とも言うべき見た目の変化で、体形がかなり変わります。

モンテセラピーのレベルアップで経絡(体の歪み)を整えたら、出ていたお腹がペッタンコになりました。

ということは、

お腹が出てしまった原因は「体が歪んでいた」ということで、「脂肪がついたわけではない」ということです。

こちらのブログ(↓)で、ビフォーアフターの画像を例に取り上げましたが、

正しい姿勢は、息を吸ったときのようにお腹が引っ込みます。

なぜなら、お腹に力を入れないと、ピンとした背筋を保てないからです。

だから自然とお腹が引っ込みます。
(本当はお腹だけでなく、全身の筋肉を使って姿勢を保っています)

で、ふぅ~と体を緩めると例外なく誰でもお腹が出ますし、猫背になります。

お客様はこの状態だったのですね。

自分の体で感じるのが一番です

この方はモンテセラピーを1クール終了されていますから、姿勢は良くなっているのですが、

正しい姿勢でいるより日常の動作、例えばパソコンに向かっている、椅子に座っている、といった姿勢でいることが多いでしょうから、どうしても次第に姿勢が崩れて猫背になります。

猫背の姿勢は、息をふぅ~と吐いた時と同じ姿勢で、お腹がゆるんでいる状態です。

ですからお腹も出ます。

だからこの場合は、体重を減らしても解決できないのです。

痩せたとしてもお腹は出たままになります。

最後にモンテセラピーをしてから2か月空いていましたから、次第に姿勢が崩れてそのままになってしまい、タイミング的にちょうどこちらに来るときにはお腹が出てしまうのではないでしょうかね。

日常の動作をやめることはできませんし、

できればご自身で姿勢を意識したり整えたりするといいのですが、それもなかなか難しいでしょうから、

月1回でいいのでプロフェッショナルな手を借りて、その間に崩れてしまった姿勢や体の歪みを整えるのがおすすめです。

そしてその時に、お腹や背中、下半身の力の入り具合とか、足裏で感じる重心とか、正しい姿勢を体に覚えさせるとその後も維持しやすいです。

ところで後日、お客様が「やっぱり太ったわけじゃなかったんだ」とおっしゃっていました。

「体重は変わっていないのに出てたお腹が引っ込んだ」というのを身をもって実感したからだそうです。

こういう体験をすると、自然と自分の姿勢を意識するようになりますので、維持しやすくもなります。

やはり、私があれこれ説明するより、実際にご自身の体で体験するのが一番説得力がありますね。

普通なら、「お腹が出た」→「太った」→「ダイエット」と思ってしまいますが、意識や思い込みを変えるのは体感が一番だと思いました。

初めての方には初回体験コースがあります。

ボディだけのこちらのコースと(↓)

ボディとフェイシャル両方体験できるこちらのコース(↓)

がありますので、ぜひお試しくださいませ。