下腹部のたるみを解消する方法
ボディを受けられるお客様で、お悩みナンバーワンがお腹痩せです。
お腹まわりのお悩みにもいろいろタイプがありますが、今回は下腹部を取り上げたいと思います。
なぜなら下腹部のたるみ(体型)と、季節や体調には関係性があるのです。
下腹部のたるみと書きましたが、下腹部がぽこんと出ている方もいますよね。
痩せている方にも多いですが、下腹部がぽっこりしているのと下腹部のたるみは違います。
今の季節、秋に関係があるのは下腹部のたるみです。
下にぼよ~んと垂れたようにあるのが特徴です。
秋は五行では『金』です。
金の臓腑は『肺』と『大腸』です。
秋になるとこのような症状が出ませんか?
秋の乾燥した空気が肺に入ると咳込んでしまったり、便が硬くなって出ずらくなったり。
先日も、いつも行くスポーツクラブで、顔なじみさんが咳き込んでらっしゃいました。
「大丈夫ですか?」と声をかけると、「乾燥してくるといつもこうなの」とおっしゃってました。
秋は肺にとってはちょっとつらい時期で、このような体の変化がでやすいのですね。
さてその肺は、下腹部のたるみと関係していて、経絡をみると分かります。
肺・大腸の経絡、肺経・大腸経は腕にあります。

肩から腕に通っているのが特徴です。
秋はこの経絡が歪みやすくて、気が滞ったりするんです。
そうすると体型が変化します。
どのように変化するかというと、
- 猫背になり、体重がつま先の方にかかり、前重心になる
- 二の腕がたぷたぷとたるんでくる
- ワキに脂肪が付きやすくなり、ブラジャーからはみ出る
経絡は体の中にあって、ボディラインに沿っているので、その方の体型をそのまま映しているんですね。
下腹部のたるみは、猫背になって前重心になることが原因です。
体重がつま先前に乗っている状態で立っていると不安定です。
そんな不安定さを解消しようとして体は腰を反らせて前後の体重のバランスをとろうとします。
腰が反るということは、お尻が後ろに上がる分、反対側のお腹の方は下にさがります。
これがズバリ、下腹部のたるみです。
ですから下腹部がたるんでいる方は、反り腰になっている率がかなり多いです。
肩、腕の歪みが、実は下腹部のたるみになっているのですね。
この場合、お腹がたるんでいるので当然筋肉も落ちてしまっていて、逆に腰や背中は強張っているんです。
モンテセラピーでも、エッセンスをつけるときは腰を伸ばすようにつけますし、後ろに上がったお尻を直接下げたり、たるんだ下腹部を上に引き上げることもします。
下腹部のたるみに効かせるのは、腰や背中の強張りをほぐすのが一番なのです。
直接下腹部のたるみを引き上げることもしますが、背中側をほぐして反り腰を改善できるとリフトアップした状態を維持できるようになります。
そうすると下腹部の筋肉も使えるようになるので、下腹部が引き締まり引っ込んできます。
下腹部のたるみは猫背や反り腰といった体の歪みが原因なので、なかなかダイエットでは解消できないのですね。
そのようなお悩みはリフトアップで解消できますので、お気軽にご相談くださいませ。
心よりお待ちしております。