疲れ・たるみは何を教えている?モンテセラピーで気づく”変わる”力
休みの日に、庭に植えていたミニ人参を収穫しました。

「ミニ」なのに意外と長くて、引っこ抜くのが楽しかった・・・
のですが、アレルギーが出てしまい、鼻水・鼻詰まりで鼻声になり、喉もイガイガして咳が出るようになってしまいました。。。
秋のダメージサインが出いていませんか?
秋は空気が乾き、「肺」に負担がかかりやすい季節です。
中医学では、この乾燥を「燥邪(そうじゃ)」と呼びます。
「肺」は呼吸によって気を生成して、全身に流します。
それだけでなく、水分代謝や血の流れにもかかわるなど、いろいろな働きがあります。
私が「肺」で注目したいのは、肺がダメージを受けると、見た目では「たるみ」が、体の内側では「疲れやすくなる」という特徴です。
今とくに、これらの症状が目立ってきたと感じている方、これは体からのサインだと、自分の体を受け止めるいい機会。
季節に関係なく慢性化していて、「体質だから」と思っている方も、本来の体を知るいい機会です!
「気」が不足するとどうなる?
「肺」は、毛穴や汗腺の開閉を調節するという働きがあり、皮毛(皮膚)と密接なかかわりがあります。
この開閉ができるのは、「衛気(えき)」という「気」です。
肺の働きによって衛気が十分に生成され、皮膚表面まで行き渡っていると、毛穴はキュッと引き締まり、外邪から体を守ってくれます。
ところが、乾燥で弱るとこの衛気が不足してしまい、毛穴が開きやすくなって「たるみ毛穴」が目立ちます。
同時に、体の内側では「疲れやすさ」として現れます。
気は体を動かすエネルギーですから、不足すると文字通りエネルギー不足に陥るのです。
代謝も落ちてしまいますから、冷えやすく、何をしても成果が出にくく感じてしまう。
そういうのが長く続くと、「体質だから」「もう年だから」と思ってしまいがちです。
でも本当は「エネルギー不足ですよ」と体が教えてくれているだけなのです。
見た目も体質も体のサインを読み解くカギ
秋は燥邪によって、肺の働きが弱くなります。
そうすると、衛気も十分ではなくなり、カゼをひきやすかったり、アレルギーが出やすくなったりします。
肌では、たるみ毛穴や乾燥小じわが出やすく、体形にもたるみが生じ、背中に脂肪がついて丸くなる、という外見に。
疲れから、何もする気ななれないと感じるのも自然なこと。
また、秋は「悲・憂」を感じやすいので、気分が落ち込みやすくなります。
けれどそれは「衰え」でも「体質」でも「性格」でもなく、季節に体が反応している証拠。
そして、エネルギー不足になってしまうような無理をしている、というのを外見に現して知らせてくれている。
季節や環境、生活習慣、食事などから、体が反応しているだけ――
疲れやすさも、たるみも、体からのサインです。
「内にある力」を体感してから始まる本来の自分の体
疲れやすい、たるみが目立つ――
そんなサインに気づいたら、元気な体と引き締まった本来の状態を知るいい機会です。
見た目や内側の変化に気づきやすいから、体の声(サイン)も聴けるようになります。
もし今、「何をしても変わらない」と感じているなら、それは変わらないのではなく、整える方向が違っていただけかもしれません。
そういう方こそ、「体はちゃんと応えてくれる」というのが体感できると思います。
モンテセラピーは、見た目の変化や体の軽さなど1回でも実感しやすいコースです。
体は応えてくれる
自分の内にある力を信じて、あなたの体でその確かな変化を感じてみてください。
その力に気づいたなら、着実に進んでいけます。


