冬にむくみがひどくなる方へ

一気に寒くなりましたね~。

最高気温でも氷点下…。

インフルエンザも流行ってきたそうですので、お互い体を大事にしましょうね。

さて、むくみやすい人の中には、かなりの冷え症で困っている方もいます。

冷えを感じると血管は収縮するので血流が悪くなり、それでむくみを引き起こします。

むくみのタイプ

むくみの原因は冷え以外にもいくつもあって、さらにそれらの原因が複合していることも多いです。

そのひとつに、「冬になるとむくみがひどくなる」というタイプがありますが、あなたはいかがでしょうか?

これですね、体では、『腎』の働きが低下していると、こういうむくみのタイプになります。

腎の働きのひとつに「水を主る(つかさどる)」というのがあります。

体内の水分を蓄えたり、排泄したりという水分調節を行っているのですね。

腎以外にも水分代謝に関わる内臓はありますが、それを一括管理しているのが腎です。

腎は、寒さに影響を受けやすい性質があります。

季節でいうと「冬」ですね。

寒さや冷えによって、腎の働きは低下して水分代謝が悪くなって、むくみが起きます。

自分は『腎』のタイプかも?

腎のタイプのむくみ方には、このような特徴がありますので、目安になりますよ。

  • 足がむくみやすくて、とくに足首がむくんでいる
  • 体の芯から冷えるようなつらい冷えで、重ね着をしてもストーブのそばにいても体が温まらない

陽気(エネルギー)は、体を温める作用があります。

そして、すべての陽気の源は「腎」にあるので、腎の陽気が不足していると、かなりつらい冷えの症状が出ます。

腎の陽気は水分代謝も行っているので、不足しているとむくみが出るのですね。

腎を温めてむくみを解消

腎を温めると、水分代謝がよくなります。

どういう風に温めるかというと、温め作用のある食材を摂り入れて、腎の陽気を補います。

温めるだけじゃなくて、「冷やさない」こともとても大事です。

冷やすと腎の陽気が消耗してしまうからです。

体の外側はもちろんですが、冷たいものは口にしないなど、とくに内側を冷やさないようにしてくださいね。

健康志向の高まりから、「食事をするときは野菜から食べる」という人がいますが、

腎のタイプの方は、生野菜のサラダをいきなり食べると内臓が冷えますし、消化にも負担がかかって、むくみやすくなります。

私がおすすめするのは、一番最初はお味噌汁です。

温か~いお味噌汁をすすってお腹を温めてると、気分もホッとしますよ~。

こちらでは、インフルエンザ予防のアロマをご紹介してます。よければご参考に!