痛みで生理痛の原因が分かります
先日、外出したらお腹が痛くなってしまいました。
普段は生理痛が全くない私ですが、生理中、スカートを穿いて出かけたため、生理痛を起こしてしまったのです。
生理痛がある方は、冬はさらにつらくなるなることがあります。
普段生理痛がない方でも、体を冷やすと生理痛が起こります。
痛みで分かる生理痛の原因
生理痛の痛みは、人によって違ったりしますよね。
「ズキズキする痛み」や「重い、鈍い痛み」など、人それぞれで、場所もおへその下あたりだったり、その脇だったり。
「腰がだるくなる」という方もいます。
この違いは、原因の違いです。
不通則痛(流れが滞っている)
原因が、「血の流れが悪くなっている」だと、ズキズキするような激しい痛みになります。
「通ぜざれば痛む」という言葉が中医学にはあって、「気血の流れが悪くなると痛むよ」ということなのですね。
これが「不通則痛」です。
痛む場所は下腹部の真ん中ではなくてその横の方、足の付け根辺りだったりします。

ちなみに、「肩が張って痛い」という肩こりも、ストレスで気の流れが悪くなって痛む、不通則痛の症状です。
冬の生理痛は「冷え」による「気血の滞り」で起こることが多くて、冷たいものを飲んだり食べたりして痛くなることもあります。
不栄則痛(栄養不足)
もう一つ、「重い痛み」や「鈍い痛み」があります。
これは、「気血が足りなくて痛む」ときの症状です。
栄養が足りないと、「重い」、「鈍い」そして「じわじわ痛む」感じがあるのですね。
痛む場所はおへその下、子宮がある辺りです。

「生理の時に腰が重だるくなる」というのもこのタイプです。
冬につらくなる生理痛
冬は寒いので、その影響がカラダにも及びます。
低い気温によって多く起こる症状は「痛み」です。
低い気温が体を冷やし気血の流れが悪くなると、「激しい痛み」が出てきます。
「体が冷えると生理痛がつらくなる」のは、そのためなのですね。
私の場合、外に出たときお腹が痛くなって、暖かいお店に入ってしばらくすると治まりました。
そしてまた外へ出るとお腹が痛くなる。
冷えで気血の流れが悪くなって痛みが出たわけです。わかりやすいですね~。
「毎月生理痛でつらい!」という場合
慢性的に生理痛がある場合も、ほとんどが気血の流れが滞っているか、不足しているかです。
ズキズキ痛む場合は、気血の通りが悪くなっているのが原因ですが、例えば夏でも冷房で生理痛がつらくなることがありますし、
「冷え」ではないこともあります。
「痰湿」といって、老廃物が気血の通りを詰まらせたり、
ストレスによって気の流れが滞ったり、
ドロドロ血で流れが悪くなったり。
気血の通りを悪くするのは冷えだけではないのですね。
そして、ハードワークだと気血が消耗し、夜更かしが多いと気血は十分に回復できず、足りなくなります。
慢性的な生理痛は、これまでの生活習慣の結果です
今のカラダは、これまでの食生活や生活習慣でできています。
自分の体よりもお仕事を優先して、がんばり過ぎていませんか?
イライラする気持ちを無理に抑え込んでいませんか?
自由に好きに過ごせる時間を、ほんのひとときでも取ってあげていますか?
今までの生活パターンが生理痛を引き起こしているのですね。
それが「良い」or「悪い」ではなくて、その生活パターンが「実は体に合っていなかった」というだけのこと。
自分の体に合う生活パターンを見つけるときですね!
私も以前は生理痛がありました。
中医学と薬膳のおかげでこういったことが分かり、今はほとんど生理痛がなく、生理中だという事を忘れることがあるくらいです。
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体の内側が健康でないと、肌もピチピチしてきません。
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