痩せたいなら、まず自分へのゆがんだ見方を変えなきゃ

今モンテセラピーボディを受けられている方の一人で、最初「痩せたい。体重が今まででマックスだから体重も落としたい」とおっしゃっていました。

といっても、私が見た限りでは、体重を落とさなければならないほどでもない。

もともと細身で、「お腹や二の腕など部分的に脂肪がついている」という感じですから、全体の印象もぽっちゃりではないのです。

だから、「それは、たるみです」と、ずっと言い続けていました。

ダイエットの落とし穴

「体重が今まででマックス」と聞いたとき、素朴な疑問がわきました。

「体重がマックスに増えたらダメなのか?」と。

見た目は全くメタボ体形ではないし、もし筋トレをしたら、脂肪が落ちてスタイルが良くなっても、筋肉は脂肪より重いので体重は増えるか、変わらないよね…と。

つまりこの方は、体重が増えることが「ダメ」だと思っている。

それが一番増えたものだから、最悪の事態だと思っている。

体重が増えること全てが、例えば「醜くなる」「不健康」など「悪いもの」と直結してしまっているのです。

だから「痩せなきゃ、体重を落とさなきゃ」と考える。

その考えは自然なことですが、この「悪」という思い込みは危険です。

なぜなら、もし体重を落とせたなら、その後は「今の体重を維持する」という考えが出てきます。

「維持したい」と思うのは、これも自然な考えですが、体重が増えることが「悪」となっていると、「維持したい」という前向きな考えではなく、

「維持しなきゃ…また不健康になる」

「維持しなきゃ…醜くくなる」

というストレスに、いつもさらされることになるのです。

もし体重が1㎏でも増えたならば、激しい落ち込みや後悔をもすることでしょう。

せっかくダイエットに成功したのに、喜びを感じず、常にストレスにさらされる。

こんな結末、望んでいませんよね。

目を向ける先が違うとどうなるか

「体重が増えた」ことだけを見てしまって、自分の体には目を向けられていない。

そんなふうに感じました。

真剣さが伝わったので、もしダイエットのアドバイスをしたら、きっと一所懸命やって成功するだろうとは思いました。

でもきっと一時的。

つらくて途中でやめてしまって、「ダイエットに失敗した」という嫌な体験が残ってしまうのではないか…と、ハッピーな結末が見えませんでした。

だから、体重を落とす方法ではなく、考え方を変えたほうが早いし、そのほうが満足感が高いんじゃないかと思いました。

そして、3~4回受けられた後、

「今まで、体重を落とさなきゃと思っていた。そのことで気が重かった。体重もなかなか減らないし…、と思っていたけど気が軽くなった」と、考えが変わられたのです。

体感が見方を変える

「20代の頃に近いくらいの体の軽さで嬉しい」

「前より体が楽になったから、何かにチャレンジしたくなってきた」

↑現在50代で、実際には体重は減っていません。

目を向ける先を「体重」ではなく、「自分の体」に変えると、こんなに自分の体に満足できるのです。

体重を減らしただけでは、きっと出なかった言葉。

私がお見受けしたところ、表情も明るくなっていて、ご本人も自覚されていました。

そんなわけで私、新たな願望がわいてきました。

ご自身へのゆがんだ見方を整えたいと。

体重だけに目を向けるのは近視眼的ですし、それを諸悪の根源にしているのは、ゆがんだものの見方です。

ゆがんだ見方で綺麗になりたいと行動したところで、自分の体に満足することなんて一生できません。

モンテセラピーは、体のゆがみを整えるボディメイクエステです。

速効性があり、その場で体形の変化が見てわかります。

その速効性は、ゆがんだ自分への見方を整えることにも発揮できると確信しました。

あなたの本来の体は、あなたが思っている以上です。

それを体感できます。