「手が異常に乾燥する」日常で変わったことないですか？

「手の甲がカサカサしちゃってるんです～。ハンドクリームもけっこう塗ってるんですけど。。。」

３週間ぶりにボディを受けにお越しくださったお客様が、一番最初にそうおっしゃいました。

「あら～ほんとですね～」

見ると手の甲全体が、白く粉が吹いたようにカサカサしていました。

原因は、今流行中のアレに欠かせないものです

手の甲全体が、皮膚が細かくめくれていて粉が吹いたようになっているのって、珍しいですよね。

なんでだろ??って思って、、、

「手の甲かぁ」と考えた瞬間、思いつきました。

アルコール消毒による乾燥です。

「そういえば、手の甲にシュッとアルコール消毒をかけてた。。。」とおっしゃっていました。

新型コロナウイルス感染予防のために、こまめにアルコール（エタノール）消毒をしていたのが乾燥の原因でした。

エタノールは揮発性が高くて、だからすぐに肌がさらさらするんですよね～。

揮発するときに肌がスースーして、皮脂や汚れも落ちるので、エタノールは化粧品にも入ってることが多いです。

そのエタノールの特性が、肌を乾燥させてしまうんですね～。

どういうことかというと、エタノールが揮発するときに、肌の水分も道ずれにするんです。

お肌のうるおいが奪われるので、肌が乾燥します。

肌表面を覆って水分蒸発を防ぐ「皮脂」も拭き取られていますから、さらにお肌の水分蒸発が進みます。

そしてやがて乾燥して皮がめくれてくるんです。

すると、めくれたとこからまた水分が蒸発しやすくなる。

で、ダメージも肌内部に入りやすくて、どんどん乾燥が悪化するんですね～。

それでかゆくなったり、ヒリヒリしたり、赤みといった敏感症状をも引き起こします。

今はこういう時期なので、消毒で手が乾燥している人、多いかもしれませんね～。

ちなみに、エタノールは肌を乾燥させるので、ダーマロジカ製品には、エタノールは入っていないのですよ～。

おうちに帰ったら、手を洗ったあとやお風呂上り、寝る前は必ずハンドクリームをつけたほうがいいですよ～。

私はですね、白く粉が吹いたような乾燥の場合、クリームだけでは物足りないので、オイルをつけます。

一番左端の黄色いのがボディ用のオイル。

植物性のオイルで肌なじみがいいのですぐに浸透して、肌表面のぬるぬる感はありません。

オイルなのにさらっとしているので、そして植物の香りがとてもいいので気に入って使っていますよ～。

早く終息しないかしら。。。

と思いながらも、オイルやクリームの香りで一瞬で癒されております～。