美容・健康にいい食材も、これでは良くない結果を招きます

先週は薬膳講座がありました。

今回は「冷え」を取り上げました。

で、その中で受講生さんから多く聞かれたのは、「やり過ぎてました」というお言葉。

そうそう、やり過ぎは良くないんですよね。

 

 

講座では、「冷えてるからって、身体を温める食材をたくさん食べればいいってわけじゃないのよ~」とお話ししました。

その代表例が『生姜』!!

何でもかんでもすりおろしショウガを入れちゃうっていう人、サロンにいらっしゃるお客様にもいました。

講座では実際に、「生姜を摂り過ぎて胃の調子が悪くなっちゃったんです」と実体験された受講生さんがいました。

こういう人、とても多いんです。

早く結果を出したいから。早く良くなりたいから。

それに真面目さが加わって、完璧を求めちゃう。

だからやり過ぎちゃうんです。

その気持ちもわかるし、そういう方々を見てきたから、やり過ぎはかえって身体を壊すよということをお伝えしました。

キレイになる、健康になるコツは、まずはやめてみることです。

私自身、いろいろな健康食品を摂取したり、「カラダにいい」と言われる野菜なんかを毎日食べたりしてました。

今は一切そういうものは摂ってなく、食べるのは食事で出されるものだけ。

たまにおやつも食べますけど。

でも今の方が身体の調子も肌の調子もすこぶる良くて。シンプルが一番!と実感してます。

 

ところで、生姜はダメ!みたいなことを書いてしまいましたが、決して身体に悪い食材ではありません。

摂り過ぎが良くないだけで、薬味としてお料理に入れるのは全く問題ありません。

生姜は魚や肉の臭みを取ってくれたり、お料理の味も引き締まったりして美味しいです。

さらにその作用を知っていれば、ちょっとした身体の不調も改善してくれます。

漢方にも入ってるくらいですものね。

ちなみに、今回の「冷えを解消する薬膳講座」では、食材として生姜は出ませんでした。