冬に多い肌の敏感症状に必要なケア

先日、とあるところにいたときに、室内が乾燥していたため、肌がものすごくヒリヒリして痛くなったことがありました。

こんな経験は初めて。

おうちに帰ったら治まったので、よっぽど乾燥していたんでしょうね。

今の季節は肌にとって一番過酷な時期です。

冷たい空気や乾燥した空気に毎日さらされていますものね。

気温も湿度も一年で最も低くなる季節。

肌の乾燥が悪化すると、敏感症状が出ます。

なのでこの時期、わりとつっぱり感やヒリヒリして痛い感じを経験している方が多いです。

さらに悪化すると、かゆみが出たり、赤みや湿疹が出ることもあります。

薄くてもしっかり身体を守る防護壁「肌バリア」

「肌のバリア機能」ってご存知ですか?

この身体は一個一個の細胞の集まりでできています。

その数、約60兆個。

一枚の布のように見える肌も、細胞の集まりです。

層になって、くっつきあって、そして細胞のすき間は「脂質」で埋められていて、外から侵入してくるものから身体を守っています。

これが肌のバリア機能です。

肌に敏感症状が出ている場合、この「肌のバリア機能」が低下していることが分かっています。

細胞のすき間を埋める脂質は、「細胞間脂質」といいますが、「セラミド」と言われることも多くて、肌内部の水分蒸発を防ぐ保湿の役割もあります。

今の時期に多い敏感症状の原因

ちょうど今の季節は空気が乾燥しているため、肌バリアが低下しやすいです。

さらに、例えばお湯で洗顔することで肌細胞が抱えている水分や細胞間脂質もいっしょに洗い流されて、不足しやすくなります。

冬はすすぎの温度が熱めになりやすいですものね~。

もし洗顔後すぐにつっぱる場合は、かなりうるおいが洗い流されてしまっている状態です。

水分や細胞間脂質が少なくなると、肌の層が保てなくなって(=バリア機能の低下)、皮がめくれてきます。

肌が粉が吹いたようになっているのは、まさにその状態です。

皮がめくれた隙間から刺激が侵入してきますね。

さらに肌内部も細胞間脂質が少ないためにスカスカになっているので、どんどん奥へ侵入して肌細胞はダメージを受け続けます。

それが炎症かゆみといった敏感症状を起こします。

肌の敏感症状はケアすることができます

肌の赤みやヒリヒリ感などの敏感症状は、刺激を受けた身体の反応です。

なので、刺激から肌を守る「バリア機能」を強化するといいです。

崩れかけたレンガの壁を修繕して頑丈にするように、肌の層をしっかりと保てるようにするのですね。

敏感症状が出ている場合、保湿ももちろんですが、いっしょに肌バリアの強化がおすすめです。

そうすると敏感症状が落ち着いてきますし、症状が出なくなります。

肌に水分を与えたり、肌表面をしっとりさせるのはやっていると思いますが、バリア機能を強化するケアをしている人は少ないように思います。

そして最低限、うるおいを流失させないことも。

洗顔のときにだだ漏れ状態だと、いくら後から補っても追いつきませんものね。

だから洗顔は、実はスキンケアの中で、とても大事なのですよ~。

これ、敏感肌だけじゃなく、お肌の老化を防ぐためにも大事です。