痩せているのに下腹部がぽっこり出てしまうのを解消するには

「お腹が出る」というのは、いろいろなタイプがあります。

太ってしまってお腹が出てしまうタイプ

これはわかりますよね。

このタイプでも細かく言うと、お腹の出かたが違うんですよ。

・ぽちゃっと柔らかくてお腹が出てるタイプ

・固太りでお腹が出てるタイプ

・胸の下からお腹が出てる、幼児体型のようなタイプ

などなど。

これはそれぞれ、原因が違うんですよね。

ですから食事制限や運動などのダイエットなんかでも、ある程度お腹痩せはできるのですが、あともう一息!というところまでなかなか行かなかったりしますね。

これだけではなくて、痩せているのにお腹が出てるタイプもあるんです。

知り合いの方とお会いした時、「お腹が出てきたのよ!」という、相談とまではいきませんが、そのような日常会話がありました。

確かに、お洋服をピタッとさせると下腹部がポコンと出てるのは分かりました。

この方、痩せているんですね。

だからお腹全体的に脂肪がついているのではなくて、下腹部だけ、便秘した時のようにポコンと出ているんですよ。

でも頑固な便秘をしているわけでもない。

ベルトを締めると余計に下腹部のぽっこりが目立つ。

そんな感じです。

どうして痩せているのに下腹部だけぽっこり出てしまうのかというと、まずは姿勢。

骨盤が後傾してるとこんなふうに体型が変わってしまうんです。

ですからこの場合、ダイエットをするよりは姿勢を改善したほうが、すぐに解決します。

で、もう少し突っ込んだことを言いますと、この姿勢ですが、年齢的なものだったりします。

この方、40代後半なんですね。

このお年頃になると、少しずつ老化が身体に現れてきます。

その老化現象の中に、「姿勢が悪くなる」というのがあります。

私が子供の頃は、70代、80代のお年寄りといえば腰が曲がって杖をついているイメージでした。

私の母も70代で、腰はそれほど曲がっていませんが、やはり背中は丸く背が縮んだような感じです。

40代後半は、姿勢が衰えてくる入り口です。

老化=姿勢=下腹部ぽっこり

これは地続きで、老化のサインなのですね。

ですから50代以降の方でこのような、痩せているのに下腹部ぽっこりという体型、多く見られます。

つまり、下腹部ぽっこりは姿勢の悪さから来ていて。

姿勢が悪くなるのは、それを支える筋力が衰えてしまうからで。

それが老化でもあるわけなのですね。

というわけで、年齢に関係なく、姿勢が悪くならないように背筋をぴんと伸ばしていれば、下腹部がぽっこり出ることはありませんし。

ぽっこりしている場合は姿勢が改善されればいいのです。

背筋がピンと伸びている人ってスタイルもいいですし、いくつになっても若く見えますものね。

普段の姿勢を鏡に映してみて、姿勢に衰えが出てないかチェックするのもいいですよね。

もし、ダイエットでは解決できない体型のお悩みがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。