ダイエットしたのにお腹がどうしても引っ込まない理由
ダイエットをして、体重は減ったのだけどお腹はぽっこり出たまま。
このおうなお悩みがけっこう多いです。
ぽっこりお腹は猫背が原因であることが多いのですが、今回はちょっと違うパターンのお話です。
胸の下からお腹全体が出ていて幼児体型のようなお腹で、お腹を触ると張り感があって硬い。
こういう方いませんでしょうか?
私は何度もこのタイプのお客様とお会いしたことがあります。
お腹が出ていると、脂肪がたくさん付いていて柔らかそうなイメージですよね。
でも張っていて硬いので、手で押してみても食い込まなくて、すぐに押し戻されるんです。
例えるなら、パンパンに空気を入れた風船のような感じ。
これにはちゃんと理由があるんです。
こういう状態、私なら「気滞」だなと判断します。
気滞というのは、「気」が滞っている状態のこと。
つまり、気の流れが悪くなって、どこかで気が詰まって溜まってるよ、ということです。
気は温かくて軽くて空気のような目に見えないもの。
ですから、気の流れが悪くなると、風船のようにぷーっと膨らんでしまうんですね。で、張り感がある。
この場合は気の滞りが原因なので、体重を減らしてもぽっこりお腹は解消されません。
対処するのは脂肪じゃなくて、「気」なんですね。
そして、このような方に共通するのは、イライラしやすかったり慢性的なストレスを抱えている方。
生理痛やPMS、肩こり、頭痛といった症状も併発します。
いかがでしょう?思い当りますでしょうか?
このようなタイプの方は、気の流れをよくするとぽっこりお腹を早く解消できます。
気の流れをよくするには、一番は運動です。体を動かすと気が流れます。
それからリラックスすること。まずは5分でもいいから、自分の事だけを考える時間を持てるといいです。
そして、いい香りを嗅ぐと気が流れます。
サロンでも、気を巡らす効果が高い柑橘系のアロマをよく焚いています。

ダイエットしたのにお腹がどうしても引っ込まないのには、必ず理由があります。
そこがわかると美しく健康的に痩せられます。