冬太りしてしまう原因と解消法

冬は代謝が上がるってご存知でしたでしょうか?

気温が下がると体内温度を上げようとするので、基礎代謝が上がるのです。

夏は汗が出るので痩せそうというイメージが強いですが、汗の量と消費するカロリーは全く比例しません。

暑さを感じると出る汗は体温を下げるための汗で、運動して燃焼して出る汗ではないわけです。

体温は下げるよりも上げる方がエネルギーを使うのです。

だから冬に代謝を上げて身体を冷やさないように、今から準備が必要なんです。

以前中医学の講座を受けたときに教えていただきました。

春はなるべく厚着で我慢する。秋はなるべく薄着で我慢する。

秋はなるべく薄着って~!?

冷えを未病という東洋医学では矛盾してるような気がしますね。

これは決して冷やせと言っているわけではなくて、冷たい空気を肌で感じて身体に準備をさせるためなのです。

これから寒い季節がくるよ~。

そろそろ身体を冬仕様にするよ~。

身体を冷やさないように代謝を上げるんだよ~。

と。

高く飛ぶための助走のように、身体も準備をしなければいけないのです。

これがうまくいかないと、冬は冷えで困ったことになってしまいます。

さらに代謝が上がっていないので、太りやすくなってしまいます。

本来は冬は代謝を上げる時期なので、エネルギーを必要とします。

だから栄養をため込もうとします。

でも慢性的な冷え症の方は代謝が上がらないので、栄養をため込むいっぽうなんですね。

冬に太ってしまうと感じる方は、そのような体質の改善も必要かもしれません。

まずは身体をあまり過保護にせず、自然になじませましょう。

でも自信がない、また冬太りしちゃいそう…。と思われた方はお気軽にご相談くださいね。