冬は「寒邪」で肩が凝ります
昨日のスーパー・ブルー・ブラッドムーンはご覧になりましたか?
私はちょうど、スポーツクラブから帰ってきた時に月食が半分ほどになっていて、おうちの中からは屋根に遮られて見れなかったので、そのまま外で見ていました。
美しかったですね~。
寒かったですけど、まだ風がなかったので、じっくり鑑賞することができました。
いつまでも見ていたかったです…。
さて、先日、札幌市清田区からいらしたお客様は、「ここ2~3日くらい前から肩が凝ってる」とおっしゃってました。
いろいろお話を伺うと、「寒さ」が原因でした。
「寒さ」からくる肩こり
寒くて肩に力が入ったり、冷えを感じて体全体がこわばってしまったり。
意識してなくても、自然と体に力が入ってしまいますよね。
これが肩こりにつながるのですが、これはカラダが寒さに対する防御の働きなので、止めることはできません。
なのでこういう場合は、暖かいおうちの中で簡単に肩まわりのストレッチをしたり、意識して体をゆるめるだけでも肩こり防止になります。
ちなみに「寒さによる肩こり」を中医学では、「寒邪」のしわざと考えます。
寒邪は、気・血・津液(水分)の流れを滞らせる性質があります。
流れが悪くなると、「痛み」がでます。
「寒さによる肩こり」は、寒邪が肩(の経絡)に入ってしまって気血の流れが悪くなってる、という状態なのですね。
この状態を放っておくと、慢性的なつらい肩こりになります。
寒い時期の肩こり解消法
この場合の肩こり解消法は、温めて、気血の流れをよくする。
さらにもう一つ、
「寒邪を体から追い出す」ということもするのがおすすめです。
体内に入った寒邪は、発散性のある温性の食べ物で追い出すことができるんですよ~。
ダイエットといっしょに肩こりも解消しましょう
モンテセラピーは、気血の流れをよくするエステです。
ダイエット目的で、「サイズダウンしたい!」というご希望でいらしてるお客様ですが、「肩が楽になった」とおっしゃってました。
体に入ってきた寒邪は、トリートメントでは食べ物ではなく、じわっと汗を出して追い出します。
パックのときに体を温めるのですが、こうすると体に入ってきた寒邪が、汗といっしょに出ていくのです。
「じわっと汗を出す」のがポイントで、大量に汗が出るまで温めないようにしてくださいね。
「痩せたい!」という目的だけではなくて、こういった日々の体調もみて対処できる。
本来の健康な体を取り戻すお手伝いもできるのが嬉しいです。
モンテセラピーというエステに出会えて、そこから中医学にも興味を持ち、勉強し、今でも勉強し続けています。
この組み合わせがなかったら、ここまで誰かの役に立てる事もなかったかもしれない。
そう思うと本当に良かったと思うし、この道に進んでよかったなぁと、しみじみ思います。